アート意味わからん
そんな声をよく聞く、1年で536展のアートを巡ったホラノコウスケ(@kosuke_art)です。
新型コロナの影響でアート巡りができず、代わりにアート映画を見まくっています。
そこで。
アートとは何なのか?の理解が深まるか、逆に理解できなくなるかもしれない映画7選を紹介します。
あなたはどれが気になる?
目次
1. ザ・スクエア 思いやりの聖域
思いやりの領域を作品にしたアートを展示する美術館の話。
でも、この映画自体がアート。
つまり「正解」はない。人それぞれの見方があるのです。
普段から他人に決められた「正解」ばかりを求めてしまう人が観れば、「意味がわからない映画」となるかもしれません。
しかしこの映画はきっと、あなたも参加するアートなのです。
↓アマゾンプライムで視聴できます。
2. 世界でいちばんゴッホを描いた男
男の仕事は、複製画を描くこと。
ゴッホ独特の筆のタッチを研究し続けて描き出す複製画は、海外へ多く納品しています。
男は一大決心し、夢にまでみた本物のゴッホ作品に会いにオランダ・アムステルダムへ。
本物を見て感動した男は、人生について葛藤するのです。
複製画を描く男は職人?それとも、芸術家?
↓アマゾンプライムで視聴できます。
3. バンクシー・ダズ・ニューヨーク
それは、宝探し。
毎日ニューヨークのどこかに、あの有名なバンクシーの作品が現れるのだから。
すぐ見に行かないと消されてしまうかもしれない。
すぐ強奪すれば、金になるかもしれない。
ニューヨークが、バンクシーに操られます。
他人の壁に描かれたラクガキはアート?
↓Amazonプライムで観ることができます。
4. アイ・ウェイウェイは謝らない
現代アーティストとは何なのか!?
芸術家の枠を超えた、芸術家!
彼は、祖国・中国と闘います。
アートという武器で。
彼と中国政府の対立の物語、彼の生き様に興奮しました。
↓アマゾンプライムで視聴できます。
5. キャプテン・フォックス 反逆の芸術家
冴えないサラリーマンがギャラリーへ。
ついうっかり、素敵な女性に「自分もアーティストだ」と嘘をついてしまう。
そこで覆面の芸術家となってアート作品をつくることに。
どんな作品になる?
そして恋の行方は?
子どもの落書きにしか見えないような作品でも、評論家が語れば高値がついてしまう現代アートの価値って一体…?
↓アマゾンプライムで視聴できます。
6. ホドロフスキーのサイコマジック
アート!?カルト!?セラピー!?
映画監督としてのホドロフスキーの初期の作品にジョン・レノンがぞっこん、配給権を買い取ったほど。
しかし、彼はただの映画監督ではありません。
本作では、自身のこれまでの作品での映像表現が、いかに「サイコマジック」という技法で貫かれているかを解き明かします。
実際に、自殺志願者や長年のトラウマを持つ者など悩み相談に訪れた人々を、「サイコマジック」の実践によって癒やしていく様子を描きます。
それはとにかく衝撃の内容です。
しかし、どこか温かい。
↓2020/5/21(木)14:00まで期間限定、UPLINKでオンライン先行視聴できます。
7. 美術館を手玉にとった男
美術館は、だまされていた!
男が複数の美術館へ寄贈したアート作品は、実は彼が自ら描いた贋作だった。
しかし美術館が騙されるほどの成功さ。
その男の目的は…?
美術館が評価する芸術とは一体なんなのか?
↓アマゾンプライムで視聴できます。
どれがオススメ…?
あなたはどの映画が気になりますか?
いちばん映画自体がアートで、考えさせられたのは、『ザ・スクエア 思いやりの聖域』。
一番衝撃だったのは、『ホドロフスキーのサイコマジック』。
社会派にインパクトを与えるアーティストの生き様がカッコイイのは、『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』と『アイ・ウェイウェイは謝らない』。
あなたはどれが気になる?
ホラノコウスケ(@kosuke_art)でした。