代官山に、瀬戸内海・栗島の廃校の記憶。ムニール・ファトゥミ「ペリフェラル・ヴィジョン」(2017.11.16-12.24)【無料】





小学校の記憶。

それはどこにあるのでしょう。
心の中?卒業アルバム?同級生との会話?教室?
それとも…?

アート大好き、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。

代官山のアートフロントギャラリーにて、Mounir Fatmi(ムニール・ファトゥミ)「Peripheral Vision」が行われています(2017.11.16-12.24)。
これを見て、あなたは何を感じるでしょう。

世界が注目する彼の作品を日本で見られる、貴重な機会です。

ムニール・ファトゥミ「Peripheral Vision」

モロッコ出身でパリ在住のムニール・ファトゥミは現在最も注目されているアーティストのひとり。
日本では森美術館のアフリカ・リミックス(2006)に続いて昨年の瀬戸内国際芸術祭(2016)などが話題となりましたが、ギャラリーでの個展は初なのだそう。

昨年、瀬戸内国際芸術祭に招聘され、栗島の廃校の庭に子供の銅像を棒状の素材で取り囲むインスタレーションを展示。

また教室の中には地図と時計が空間と時間の相対性を表すかのように展示されました。
インスタレーションは、音楽室や校長室にも及び、あたかも一つの物語のように人々に語りかけたのです。

そして今回のテーマは「飛ぶ時間」。

瀬戸内国際芸術祭・栗島の廃校での教室の一部を再構築しています。

廃校の教室に残されたもの

子供たちの騒ぐ声、キンコンカンコンというチャイム、先生の大声、黒板をたたくチョークの音、机をひきずる音。
あの日の音が聞こえてくるようです。

でも私の母校は今もあります。
母校がなくなったら、どんな気持ちになるのだろう。

瀬戸内国際芸術祭では学校の音を流していたようです。
今回はそれが流れておらず、ちょっと残念。

まとめ

隣にもいくつか、作品が展示されています。
無料なので、気軽に見に行ってみては。

すぐ近くにあるフレンチのお店もオススメです。
またブログで紹介しますね。

展示名:Mounir Fatmi(ムニール・ファトゥミ)Peripheral Vision
場所:アートフロントギャラリー(東急東横線 代官山駅 より徒歩 5分)
住所:東京都渋谷区猿楽町 29-18 ヒルサイドテラス A棟
会期:2017年 11月16日(木) – 12月24日(日)
開演時間:11:00-19:00
休館日:月曜
入場料:無料

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今日のひとこと

ホラノコウスケ
母校へ行ってみようかな。
先生向け?子供向け?どちらでもいいから、ワークショップやりたい。
コウスケ(@kosstyle)でした。

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ABOUTこの記事をかいた人

講師、フリーライター。愛知県在住。 トニー・ブザン公認マインドマップ®・インストラクター、Points of You®認定トレーナーとして、「頭の使い方」を楽しく体験できるワークショップを開催。名古屋を中心に、全国で大好評。 またフリーライターとして、タウンワークマガジンなどのサイトに執筆。 詳細プロフィールはこちら