念願のあの作品に出会えたんです!
1年で326展のアートを巡ったライター・講師、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。
名古屋・黄金駅近くのN-MARK 5Gにて、『岡本光博展/トラロープ』が開催されています(〜2019/9/29、金土日のみ開廊)。
遊び心満載の作品たちにビックリ!
『岡本光博展/トラロープ』(名古屋、〜9/29)
あいちトリエンナーレ開催にあわせ名古屋市中村区の黄金 4422BLD5 階のギャラリー [N-MARK 5G] にて、あいちトリエンナーレ「表現の不自由展・その後」に参加予定で、バッタもんやドザえもんなど、なにかと話題の「岡本光博」の個展をギャラリーのメインスペースで。
大好きな作家さんの一人、岡本光博さんの作品を名古屋で見られるんて感激です!
そしてやっぱり、面白いんです。
ド○えもん!?ス○バ!?
近鉄黄金駅から徒歩3分。
いかにも(?)なビルがありました。
階段を5階へ上がると…。
ん!?カフェ???
でもなんか違う…!?
違う…よね??
中へ入ると、コーラとかビールが売ってるし!
これ、「スタバのマークはサブリミナル効果を狙ってるのでは?」という噂を検証するものなのだとか。
誰もが知る有名なアート作品のアレに似てると思いませんか?
ムンクの…、ね。
検証って。…まぁ、そういうネタな気もしますが。
こちらはホンモノのスタバ。
直後に行ってみたら、やっぱり違いました。
そして。
ついにコイツに出会ったんです!
ちがうよ、ちがうんです。
ドラえもんじゃないよ。
ドザえもんだよ。
助け出したいような、そのままにしておきたいような…。
さらにインパクトあるのは、こちら。
ドラじゃなくて、トラの頭です。
実は、かなり大きいんです。
そして、気づきました?
これ、通称「トラロープ」と呼ばれる、黄色と黒のロープで虎を作っているんです。
危険な場所へ入らないようにと使われる、トラロープ。
著作権などギリギリのところをユーモアで攻める、作家自身の活動をあらわしているかのようです。
子供もいましたよ。
さて問題です。これは誰でしょう?
……。
ブー。ハズレです。
正解は。
スペインのキャラクター「ミスパロミータ」でした!
不二家のペコちゃんにどのくらいそっくりか、ペコちゃんの型を使って精巧に制作したのだとか。
この「ミスパロミータ」をペコちゃん側が訴えないのは、ペコちゃん自体もアメリカのゼネラルフーズのキャラクターを参考に作ったものだからではないかと、作家はいう。
著作権やコピー、模倣、オマージュなどについて、いろいろ考えさせられます。
著作権といえば。
奥へ入ると、見たことのある色のオーディオから、ファミマの音が流れます。
「ファミマの音」と言いましたが、あれ実は、ファミマのために作られたのではなく、パナソニックのドアホンの音として作られたそう。
それをファミマが使っているにすぎないのです。
まとめ
グッズも充実。ついつい欲しくなる。上手いなぁ。
ここでは紹介していない作品が他にもいろいろとあります。
どれも攻めてます。すごい!
以前東京でみたUFOがなかったのは残念ですが。
もっとユーモアを!もっと攻めよう!そう感じた、ホラノコウスケ(@kosuke_art)でした。
場所:N-mark 5G
アクセス:近鉄黄金駅から徒歩3分
住所:名古屋市中村区長戸井町4-38[黄金4422BLDG5階] 会期:2019年9月7日~9月29日[毎週金・土・日曜日のみ開廊]
開演時間:PM1:00 – 7:00
休館日:月火水木
入場料:無料
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