夏の思い出といえば、海?
私はアートです。
1年で536展のアートを巡ったライター・講師、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。
新潟で3年に1度開催されてきた「大地の芸術祭」。
その舞台で2019年夏、9日間のイベントプログラムが催されました。
それが、『「大地の芸術祭」の里 越後妻有2019夏』(2019/8/10〜18)。
愛知に住む私にとって、新潟は「お米が美味しい」くらいしか知らない土地。
実際の距離も、心の距離も、とても遠く感じられました。
それでも、どうしても観たい景色があったんです。
後悔したくない私は、勢いで新潟へ。
そこには、こんなにも素晴らしい体験が待っていたんです!
目次
「大地の芸術祭」の里といえば、トンネル
これが一番見たくて行きました、新潟へ。
とにかく「トンネル」のイメージでした。
見たかったのはこれ↑。
しかし人が多く、水面が静かな鏡になることはありませんでした…。
とはいえ、トンネルがアートになっているなんて、驚きの体験です。
そうそう、ここへ行ったら必ずトイレ↑へ入ってください。
並んでるのには、理由があるんです。
一方、キナーレという美術館へ行くと、そこには屋内に「トンネル」をテーマにした作品がありました。
動画を見ると分かりますか?
フラフラしてしまうんです。
こちらもトンネルがモチーフ。
金沢21世紀美術館の《スイミング・プール》の作家としても知られるレアンドロ・エルリッヒの作品は、目の錯覚を利用した作品で大人気です。
軽自動車より大きくなれて、ちょっと嬉しい体験?
2017年に東京で開催された展覧会も素晴らしかったですよ。
越後妻有里山現代美術館キナーレは外も中も楽しめる
先のトンネル2作品はキナーレの中。
一方こちらもレアンドロ・エルリッヒ作品で、なんと美術館の中庭空間まるごと作品です!
こちらも目の錯覚を生かした作品。
現地へ行ってこの仕掛けをぜひ楽しんでください。
クリスチャン・ボルタンスキーの世界にどっぷりと浸る
2019年はクリスチャン・ボルタンスキーの年でした。
私にとって。
一人の作家の作品をこんなにも観ることがあるでしょうか。
あなたもここへ行けばじっくりと、非日常を味わうことになります。
子供も大人も楽しめる「空間絵本」
絵本の世界を歩けるなんて!
これ、実際の絵本もあるんですよ。
新潟県越後妻有地域の自然の美がそのままアート作品に
シンプルですがハッとさせられる、とても美しい作品。
以前東京で観た『窓展』も思い出されます。
こちらもこの地域の自然の美しさを存分に生かした作品。
天気が良くて良かった〜と思いつつ、天気の悪い日にはこの作品の別の表情を観ることができそうですね。
いつか泊まってみたい、光の館。
畳に寝転がって星空を見たい。
インスタにアップしなかった作品もこんなにユニーク
まとめ
3年に一度の「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」の次回開催は2021年。
清津峡渓谷トンネルや越後妻有里山現代美術館[キナーレ]などの施設は、芸術祭以外の時期にも行くことができます。
新潟が好きになった、ホラノコウスケ(@kosuke_art)でした。
自由に生きるヒント
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コウスケの日常
テレビ番組のようなクオリティのテロップなど出せる。
有料にするか、悩ましいな。