東京・銀座のビル地下に美しい廃墟「1/2 Century later.」@資生堂ギャラリー(2017/12/24まで)





過去と未来。
破壊とつながり。

3日半の東京滞在で8つのアート巡りをした、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。

ここは東京・銀座の資生堂ギャラリー。
世界が注目するアーティストチームTHE EUGENE Studioの個展「1/2 Century later.」が開催されています(11月21日〜12月24日)。

過去から見た未来

THE EUGENE Studio(ザ・ユージーン・スタジオ)は、現代美術を中心に、従来の境界線を押し広げて次の社会を創造していく全く新しいアーティストです。現在、チームラボなどとともに世界が注目する日本のアーティストチームとして脚光を浴びており、その活動は、21世紀のアーティスト像を確立するものといって良いでしょう。

本展でTHE EUGENE Studioは、展覧会を終えるとともにちょうど「半世紀」が経過することになる『1968年』をひとつのモチーフに、『1/2 Century later.』―つまり、「あれから半世紀(あるいはこれから半世紀)」を主題とした未発表のインスタレーションを展示します。

開催中の展覧会 | SHISEIDO GALLERY

1968年。
41歳の私はまだ生まれていないその年に、2018年という未来はどうイメージされていたのだろう。

会場の真ん中にあるのは、ガラス張りの大型インスタレーション「善悪の荒野(Beyond good and evil, make way toward the waste land.)」。“過去の物語で描かれた未来像の遺産”をイメージしているそうです。

不思議な感覚が生まれました。
ホテルの一室の朽ちた様子が、美しく感じられるのはなぜだろう。

作られた廃墟なのに、ボーッと眺めているとそこに物語が感じられます。

実は対極の作品も並んでいる

この廃墟のような作品の周りを、未来的なイメージの作品が囲んでいます。

さらに、対角線上の部屋にはただ白いキャンバス、《White Painting》。
実は世界中の人たちが、それにキスをしてきたものです。

今日のソーシャル時代を感じさせます。

まとめ

あなたはこの作品を実際に目の前にしたとき、どんな気持ちになるでしょう。

作品点数は多くないですが無料なので、気軽に立ち寄ってみては。

展示名:THE EUGENE Studio 1/2 Century later.
場所: 資生堂ギャラリー
住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
会期:2017年11月21日(火)~12月24日(日)
開演時間:平日 11:00~19:00 日曜・祝日 11:00~18:00
休館日:毎週月曜(月曜日が祝日にあたる場合も休館)
入場料:無料

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今日のひとこと

ホラノコウスケ
東京4日滞在で、8つのアートを巡リマしたが、今回はどれもあたりだったな。また1つ1つぶログで紹介していきますね。
コウスケ(@kosstyle)でした。

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ABOUTこの記事をかいた人

講師、フリーライター。愛知県在住。 トニー・ブザン公認マインドマップ®・インストラクター、Points of You®認定トレーナーとして、「頭の使い方」を楽しく体験できるワークショップを開催。名古屋を中心に、全国で大好評。 またフリーライターとして、タウンワークマガジンなどのサイトに執筆。 詳細プロフィールはこちら