「KYOTOGRAPHIE、1日でなるべくたくさんまわりたい!!」
「どんなアート作品が見られるのか、まとめて知りたい!」
「会場の休みや時間がバラバラで分かりにくい!」
そんなあなたへ。
1年で536展のアートを巡ったライター・講師、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。
今年も、KYOTOGRAPHIE 2022(京都国際写真祭)が開催されています(〜2022/5/8)。
京都中が写真展だらけ!毎年とても楽しみにしてるんです。
この手の芸術祭?って本当に楽しいのですが、計画立てるのが大変なんですよね。
そこで、既にほぼ全てのメイン会場を回った私が、実際の様子を紹介します。
目次
KYOTOGRAPHIE 2022とは
「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」は、世界屈指の文化都市・京都を舞台に開催される、日本でも数少ない国際的な写真祭です。一千年の長きにわたって伝統を守りながら、その一方で先端文化の発信地でもあり続けてきた京都。その京都がもっとも美しいといわれる春に開催されます。
1日でなるべくたくさんまわるには?
実際に1日でまわった様子は、↑の動画で楽しんでください。
ここでは以下に、朝から晩までどのように会場をまわったかを、箇条書きで時間と場所をまとめておきます。
10:20 烏丸御池駅
10:30 00:八竹庵
11:00 KG+10:MOGANA:高木 直之『祈り』
11:15 5:堀川御池ギャラリー:世界報道写真展
11:45 ソローノ(ランチ)
12:20 KG+56:EIZIYA ZOU:KYOTOGRAPHIEこども写真コンクール
12:30 4:誉田屋:イサベル・ムニョス×田中泯×山口源兵衛
13:00 3:HOSOO GALLERY:細倉真弓、地蔵ゆかり、鈴木麻弓、岩根愛、殿村任香、田多麻希、稲岡亜里子、林典子、岡部桃、清水はるみ
13:45 2:嶋臺ギャラリー:マイムーナ・ゲレージ
14:05 1:京都文化博物館 別館:ギイ・ブルダン
14:35 LIBERTE PATISSERIE BOULANGERIE京都店(カフェ)
15:30 9-a:ASPHODEL:プリンス・ジャスィ
16:00 10:両足院:奈良原一高
16:30 8:y gion:鷹巣由佳
16:45 6:京都市美術館別館:アーヴィング・ペン
17:10 京都岡崎蔦屋書店:天野タケル(KYOTOGRAPHIEと無関係)
17:50 9−b:出町桝形商店街:プリンス・ジャスィ
19:00 京都駅ビル空中径路
19:30 もり平(夕食)
これが全てです。
時間の都合で、7:琵琶湖疏水記念館、蹴上インクラインのサミュエル・ボレンドルフ『人魚の涙』に行けませんでした。
琵琶湖疏水記念館は閉館が最も早く、開館時間が9:00 – 16:30、16:00までに入場の必要があります。
1日で全部まわろうと思うなら、ここを早めに行っておくと良いかもしれません。
開館時間・休館まとめ表、全て開いてる日は?
開館時間と休館日をまとめてみました。
00:八竹庵 | |||
1:京都文化博物館 別館 | ギイ・ブルダン | 10:00 -19:00 |
4/18 |
2:嶋臺ギャラリー | マイムーナ・ゲレージ | 10:00 -18:00 |
4/21, 28 |
3:HOSOO GALLERY | 細倉真弓、地蔵ゆかり、鈴木麻弓、岩根愛、殿村任香、田多麻希、稲岡亜里子、林典子、岡部桃、清水はるみ | 10:30 -17:30 要予約 |
4/19, 26 |
4:誉田屋 | イサベル・ムニョス×田中泯×山口源兵衛 | 10:00 -18:00 |
4/21, 28 |
5:堀川御池ギャラリー | 世界報道写真展 | 11:00 -19:00 |
4/18, 25, 5/2 |
6:京都市美術館別館 | アーヴィング・ペン | 10:00 -17:30 |
4/11, 18, 25 |
7:琵琶湖疏水記念館 蹴上インクライン |
サミュエル・ボレンドルフ | 9:00 -16:30 |
4/18, 25, 5/2 |
8:y gion | 鷹巣由佳 | 11:00 -19:00 |
4/20, 27 |
9-a:ASPHODEL | プリンス・ジャスィ | 11:00 -19:00 |
4/20, 27 |
9−b:出町桝形商店街 | プリンス・ジャスィ | 11:00 -21:00 |
4/18, 19, 25, 26 |
10:両足院 | 奈良原一高 | 10:00 -17:00 |
4/20, 27 |
1日でたくさん回ろうとするなら、全ての会場が開いている日は以下です。
- 4/22(金)
- 4/23(土)
- 4/24(日)
- 4/29(金祝)
- 4/30(土)
- 5/1(日)
- 5/3(月)〜5/8(日)
超個人的KYOTOGRAPHIE 2022ベスト3
第3位:プリンス・ジャスィ
アフリカ系のアーティストはド派手な色使いが特徴かな。
とても好みです。
ユーモアも感じられて、すごくいい。
商店街の会場は21時まで見られるから、最後に残しておいてOK。
場に溶け込みながらも良い「違和感」を作っています。
第2位:マイムーナ・ゲレージ
この人も色彩感覚が素晴らしいですね。
そして、ユーモアのセンスも。
これなんかも、ワケもわからずただ素敵。
第1位:ギイ・ブルダン
実は東京でも既に見ていたのですがあまりに素晴らしく、「また見たい」と思っていたんです。
京都でまた出会えてとても嬉しい。
年563展めぐった男が選んだ2021年のアート、ベスト9!にも選んでいました。
2回目でも、やっぱり良いものは良い。
美とユーモアとアイデアを感じる点がすごく好みです。
まとめ
あなたはどのアーティスト、どの作品が気になりましたか?
「写真」と一言で言っても本当に色んな表現があって、KYOTOGRAPHIEでは毎回驚かされます。
アートって「美術」と訳されますが、「美しい」とは限らないんですよね。
美しい作品だけでなく、考えさせられる作品や、もしかしたら不快に感じるものもあるかもしれません。
いずれにしても、あなたの感情を動かす作品に出会えるでしょう。
ぜひ、行ってみて。
ホラノコウスケ(@kosuke_art)でした。
インスタでもKYOTOGRAPHIEの様子を更新していきますし、Youtubeではその他のアート巡りも更新していくので、フォローして一緒にお楽しみください。