絵本、好き?
1年で536展のアートを巡ったライター・講師、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。
愛知県の刈谷市美術館にて、「ヒグチユウコ展 CIRCUS展」が開催されています(〜2020/7/11)。
近所だったので行ってみたら、思いのほか良かったです。
目次
「ヒグチユウコ展 CIRCUS」(刈谷市美術館、〜2020/7/11)
空想と現実を行き交う自由な発想とタッチで、作品制作のみならず絵本の刊行など幅広い活躍をみせる画家ヒグチユウコ。本展では、自身初となる大規模個展として、約20年の画業の中で描かれた500点以上(予定)の作品を公開します。
ヒグチユウコが描く猫や少女、キノコ、この世ならぬ不思議ないきものたちが繰り広げる、楽しくもどこか切ないサーカス(CIRCUS)の世界をお楽しみください。
1.絵本仕事
2.CIRCUS(サーカス)
3.ホラー
4.最近の仕事
の4章で構成されている展示は、かなり凝った内容でした!
ギュスターヴくん…!
あなたなら1番に行く?
真ん中くらいで様子見?
後ろからついてく?
「きみはネコなの?ヘビなの?タコなの?」
ワニにそう聞かれる、ギュスターヴくん。
今回、ヒグチユウコさんの作品を始めて見ました。
このギュスターヴくん、好きだな。
なぜだろう?
ヤバい香りがするからかな?
展覧会にはこうした写真撮影スペースがありますが、展示作品の写真撮影はNGです。
実際の会場は、タイトル通り「サーカス」のようにワクワクする仕掛けがあり、楽しめます。
これらのヒグチユウコ作品の繊細さ、不思議な生き物、ちょっと不気味な少女の描き方などに、
ボス、ブリューゲル、宇野亞喜良を思い出します。
そうだ。ヒグチユウコさんの絵本の中でも『好きになったら』が妙に気になりました。
美少女とワニの恋物語。
あと、高木ブーみたいな猫も。
グッズが大人気!
グッズ売り場が大人気でした。
- クリアファイル
- ポストカード
- 紅茶?(品切れ)
- トートバッグ
- ペン
- ノート
- メモ帳
- ペンケース
- 絵本
などなど。
混雑状況、所要時間、コロナ対策は?
6/9(火)午後、平日のせいかひどい混み具合はありませんでした。
とはいえ、思ったよりはお客さんがいます。
館内はコロナ対策もしっかりとられています。
鑑賞する分にはコロナについての不安などはありませんでした。
ただ、グッズ売り場は人と人が近くなったり、グッズを触ったりするので、少し気になるかもしれません。
そのためにビニール手袋があったり、袋詰めを自分でするなどの対策がとられていました。
私は15:40〜16:55まで、1時間15分いました(グッズを見る時間も含む)。
2回まわったので、かなりしっかり観たほうだと思います。
それほど広くないため、早い人なら30分で済みそうです。
開催情報
場所:刈谷市美術館
アクセス:刈谷駅の南口から、徒歩で約10分、刈谷市公共施設連絡バス(無料)で約5分
住所:刈谷市住吉町4丁目5番地
会期:2020年6月2日(火)〜7月11日(土)
開演時間:午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日
入場料:一般1,000円(800円)、学生800円(600円)、中学生以下は無料