やられた!
アート大好きライター・講師、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。
東京・銀座の資生堂ギャラリーにて宇多村英恵「戦争と休日」を開催中(〜2018/8/26)。
独特なインスタレーション、作品がありました。
宇多村英恵「戦争と休日」
宇多村英恵は、国や人種、異なる社会的立場を超え、個人と他者が対峙できる空間を生み出すことを目指し、映像やパフォーマンス、インスタレーションの作品を制作してきました。展覧会では、特に身体性に重きをおいたインスタレーションを行います。パフォーマンスの経験を展示のなかでどのように展開していくかという課題のもと、展覧会を鑑賞する観客がパフォーマーとして参加することを通して、展示作品としてのパフォーマンスの可能性を模索します。
実際の作品は、以下のようになっていました。
《Holiday at War(戦争と休日)》
部屋の中に、大きな箱。
壁には、物語が記されています。
「私は海に沿って歩いている。…」。
四方の壁に綴られた物語を歩きながら読み進めていて、ふと気づく。
「歩かされている」と。
つまり、作品を「鑑賞」するつもりが私は「パフォーマンス」していたのです。
作品について、詳しくはこちらのインタビューが参考になります。
その他の作品もユニーク
サハラ砂漠で水をまいて掃除するパフォーマンスなど、ユニークな作品、動画が並びます。
まとめ
アートって本当に色々ですね。
個人的には、説明がなくても何かしら(作家の意図どおりでなくて良い)感じられる作品が好きです。
本展では、作家の意図は後でインタビューを読んで知ったのですが、それと関係なく、勝手な解釈で楽しむことができました。
砂漠といえば、イスラエルの砂漠で5日間過ごした貴重な日々にもっと色々しておけばよかったと後悔している、ホラノコウスケ(@kosuke_art)でした。
場所:SHISEIDO GALLERY
住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
会期:2018年8月3日(金)~8月26日(日)
開演時間:平日 11:00~19:00、日・祝 11:00~18:00
休館日:月曜休(祝日が月曜にあたる場合も休館)
入場料:無料