夏だ!プールへ!
アート大好き、インドアなライター・講師、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。
プールといってもここは東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリー内。
山口はるみ + YOSHIROTTEN 「Harumi’s Summer」を開催中です(〜2018/8/25)。
中は、驚くような光景になっています。
目次
パルコの広告イラストで有名な山口はるみと、はるみギャルズ
1970年代の幕開けとともに登場し、一商業施設を超えて社会現象となったPARCO。山口はるみは、イラストレーターとしてその立ち上げ当初から広告制作に携わり、一躍時の人となりました。彼女が描いた女性たち=Harumi Galsは、PARCOの宣伝戦略と絡み合いながら、新しい生き方を志向する当時の女性たちを大いに元気づけたのです。そして、まさに画面から飛び出さんばかりの、強く、明るく、しなやかなHarumi Galsたちのエネルギーは、広告という役割を終えた今日でもなお、色褪せることなく、人々を魅了し続けています。
本展では、山口はるみ自身の発案により、グラフィックアーティスト/アートディレクターYOSHIROTTENをコラボレーターとして迎え、2018年夏限定 [Harumi’s Summer] を展開します。(中略)傑作の数々を、YOSHIROTTEN独自の視点で切り取り、再構築します。
銀座駅から高層ビルに囲まれる道を歩くこと5分。
イラスト展のつもりで行ってみると、中は驚きの光景でした。
山口はるみ + YOSHIROTTEN 「Harumi’s Summer」
ギャラリーに入ると、いつものギンザ・グラフィック・ギャラリーとあまりに違います。
中がプールになっているのです。
ムーディーなプールに、色気あるハルミギャルズたち。
やはりどこか、昭和な香りがします。
残念ながら、入って遊ぶプールではなく、観るプールです。
しかしハルミギャルズたちは気持ちよさそうに楽しんでいます。
山口はるみさんによる、ハルミギャルズたち。
そしてYOSHIROTTENさんが作る、プールの空間。
銀座のビル内を歩いてきたことを忘れるようなインスタレーションです。
壁一面を覆うハルミギャルズたち
別フロアには、山口はるみさんの作品がコラージュのように散りばめられています。
パルコの広告も含め様々な作品があり、どれもエネルギッシュな女性たち。
現代のギャルとのギャップも感じます。
まとめ
私の知る「プール」は、こんなにセクシーじゃない。
セミが鳴く中を夏休みに嫌々通った、あのプールだ。
私の人生にはないプールを見ながらそんなことを考えた、ホラノコウスケ(@kosuke_art)でした。
場所:ギンザ・グラフィック・ギャラリー
住所:東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F
会期:2018年07月06日 ~ 2018年08月25日
開演時間:11:00から19:00まで土曜日は18:00まで
休館日:日曜日・祝日
入場料:無料
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