あなたに大きく影響を与えたのは何?誰?
アート大好きライター・講師、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。
京都国立近代美術館にて「バウハウスへの応答」を開催中(〜2018/10/8)。
バウハウスって、建築、絵画、舞台芸術といったジャンルを超えて、世界中の現代美術に大きな影響を与えた学校なんです。
「バウハウスへの応答」京都国立近代美術館
地下鉄東西線の東山駅、1番出口より徒歩約10分。
川沿いの素敵な道を散歩し、この橋を渡ると、赤く大きな鳥居の前にあるのが京都国立近代美術館。
美術館の中からも鳥居をみることができます。
今回は、「バウハウスへの応答」を楽しみにやってきました。
1919年ドイツに設立された、先進的な総合芸術学校バウハウス。
建築・絵画・彫刻などあらゆる造形活動を手仕事の訓練と習得を通して統合し、新たな時代に相応しい建築・社会の創造を目指しました。それは世界に大きな影響を及ぼしたのです。
私も愛用するLAMYも、あなたが持っているルイ・ヴィトンのロゴも、バウハウスの影響を受けた代表作。
しかしナチスによりたった14年で閉鎖。
もしそのまま閉鎖されていなかったら…?
本展では、ドイツで生まれたバウハウスの教育理念とカリキュラムが、日本とインドという異なる歴史・文化背景をもつ地域でどのように受容され展開したのかに注目。関連資料によって辿ります。
正直、バウハウスについてある程度の興味・知識がないと、いまいちピンとこない展示かもしれません。
とはいえユニークな展示法がされている場所があり、オシャレで素敵です(写真撮影NGなのが残念)。
入り口のスタッフの方に言うと、上の写真にある新聞のような冊子をもらうことができました。
かなり凝った内容で、そのまま部屋に貼って飾ってもカッコいいような素晴らしいデザインなので、忘れずにもらって帰りましょう。
コレクション展「水に映る影、水の戯れ」
同時開催されているコレクション展は、こんな作品がありました。
こちらは写真撮影OKでした。
個人的に興味を持ったのはこの、ヨハネス・イッテン《幸福の島国》。
ファミコン世代なので、ドット絵を思い出します。
島国というより、何かキャラクターに見えてくるのです…。
さて「水」というキュレーションでは、以前鑑賞した以下も思い出します。
ところが本展は、ずいぶん違います。
水の表現も本当に様々ですね。
まとめ
たまたま最近見た映画『プレシャス』が、教育が人生を変える内容でした。
教育が与える影響について、世界に影響を与えた学校「バウハウス」についても興味を持った、ホラノコウスケ(@kosuke_art)でした。
場所:京都国立近代美術館
住所:京都市左京区岡崎円勝寺町26-1
会期:2018年8月4日(土)~ 10月8日(月・祝)
開演時間:午前9時30分~午後5時、金曜・土曜は午後9時まで開館(入館は各閉館時間の30分前まで)
休館日:毎週月曜日(ただし9/17、24、10/8は開館し、9/18、25は閉館)
入場料:一 般 430円、大学生 130円
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そろそろまたジョブズ時代のAppleのように、私たちをワクワクさせ、驚かせてほしいのに。
そう思うのは贅沢か?