見た目が、心を変える。
アド・ミュージアム東京にて、「ひと・人・ヒトを幸せにする広告 – Good Ideas for GoodⅡ- 展」を開催中(〜2018/7/14)。
ファッション好きな私、ライター・講師のホラノコウスケ(@kosuke_art)は、特に以下の3つに興味がわきました。
それぞれの動画、必見です。
目次
ひと・人・ヒトを幸せにする広告 – Good Ideas for GoodⅡ- 展
JR新橋駅から徒歩5分、カレッタ汐留にやってきました。
そこにあるのが、アド・ミュージアム東京。
「ひと・人・ヒトを幸せにする広告 – Good Ideas for GoodⅡ- 展」が開催されています(〜2018/7/14)。
今回は特に、広告動画を中心に展示しています。
人を幸せにする企画・広告とはいったい…?
「ほんの一瞬だけでも If only for second」
ガン患者20人に「メイクするから」と目を閉じていてもらいます。
そして、予想外のド派手なメイクをして、目を開けた瞬間の表情を撮影。
皆その一瞬だけ、病気を忘れています。
「サプール・ドキュメンタリー」世界一オシャレな男たち
世界一エレガントでオシャレな男達。
世界最貧国のコンゴで月収25000円なのに、土日だけ高級ブランド服で超カッコつけて街を練り歩くのです。
服だけでなく紳士的な立ち振る舞いも意識し、それは働く意欲や平和につながるといいます。
「ボー・ギルバート 100歳のモデル」
外出しないときだって、いつも自分をきちんと見せたいと思ってきた
そう語る、ボー・ギルバートさん。
英国ヴォーグ誌100周年のページを飾った彼女は、ヴォーグ史上初の100歳モデルです。
あなたも幸せになるヒント。
上記3つを見て、何を感じましたか?
私は3つに共通して感じるのは、「見た目が、心を変える」ということ。
「ほんの一瞬だけでも」では、メイクであまりにも変わった自分を見て、がん患者の皆さんが驚きます。
喜びます。
楽しみます。
サプールの男たちは、「お金がないからオシャレできない」などと言い訳をしません。
オシャレのために働き、服の貸し借りをし合い、休日に最高のオシャレをして、注目を集めることを楽しみながら街を歩くのです。
自尊心が高まるでしょう。
とても幸せそうです。
100歳のモデル、ボー・ギルバート さんも、人に見られることを意識しています。
その意識が見た目を変え、その見た目がまた心を変えます。
見た目が、心を変えるのです。
他にも本展では様々な広告動画があります。
「注文をまちがえる料理店」は、認知症の方々が働くお店。
あれ、この料理はどの席だっけな?
でも、大丈夫。
お客さんはそれを理解しているので、店員さんもお客さんも、とても温かな雰囲気です。
広告を見て目が潤んだのは、今回が初めてかもしれません。
場所:アクセス | アドミュージアム東京
住所:東京都港区東新橋 1-8-2 カレッタ汐留
会期:2018年4月14日(土) – 7月14日(土)
開演時間:11:00 – 18:00
休館日:日曜、月曜
入場料:無料