ギャラリーが無料カフェに！？「それを超えて美に参与する　福原信三の美学」展1st (東京銀座、〜2018/12/26)

あなたが「成長した」と感じた瞬間は、どんなときですか？

アート大好きライター・講師、ホラノコウスケ（@kosuke_art）です。

資生堂ギャラリーにて「それを超えて美に参与する　福原信三の美学」展を開催中(〜2018/12/26)。
二部制で、

• 1st：2018年10月19日(金)～12月26日(水)
• 2nd：2019年1月16日(水)～3月17日(日)

となっています。

ここでは、1stの様子を紹介します。
なんと、ギャラリーが無料カフェになっているんです。

でも、なぜ？？

「それを超えて美に参与する　福原信三の美学」展

資生堂ギャラリー は、2019年に開廊100周年。資生堂の初代社長で、資生堂ギャラリーの創設者・福原信三は、資生堂の化粧品やデザインの基礎を築いたほか、近代日本の先駆的な写真芸術家として知られます。

それを超えて美に参与する

本展のタイトルであり、福原信三氏の言葉です。

これは、ある領域を超えて美の創造に取り組むという意志。
化粧品とか写真とかいう領域、あるいは「自分」という領域を超えることかもしれません。

人と会い、異なる価値観を共有すること

「自分」という領域を超える。

それには、自分とは異なる考え・価値観に触れるのが早いのではないでしょうか。
だから私は人に会い、読書し、アートに触れます。

自分と違う価値観に触れることは、時に不快感も伴います。
しかし「ある領域」を超えるには、それを楽しむことも必要なのです。
「分かる」ことにしか触れなかったら、人は成長しないのですから。

福原氏は銀座のギャラリーやパーラーといった、人々が出会い、さまざまな価値観を共有できるオープンな場を重視していたといいます。

本展はそれもあってか、ギャラリー内がカフェになっています。
無料でコーヒーと、資生堂ギャラリーに関連したアートの本など楽しめる素敵な空間。
アーティストスタジオTHE EUGENE Studioが設定を、イギリスの建築家集団ASSEMBLEが空間全体を作ることを担当しました。

ここで資生堂ギャラリーの過去のアーカイブに触れ、人と対話することで、あなたの領域を超えるキッカケが掴めるかもしれません。
違和感を楽しむのが好きな、ホラノコウスケ（@kosuke_art）でした。

【まとめ】場所、時間、休館日など

ここから学べる発想のヒント

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