【レポ】絵のクセがすごい。五木田智央「PEEKABOO」@東京オペラシティ(〜2018/6/24)





強烈!

ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。

五木田智央「PEEKABOO」を開催中(〜2018/6/24)。
お笑い芸人・千鳥のノブさんが見たら絶対に言うでしょう。

絵のクセがすごい。

あなたは、どう思いますか?

五木田智央とは

1969年東京生まれ。イラストレーションから出発し、60〜70年代のアメリカのサブカルチャーやアンダーグラウンドに影響を受け、当時の雑誌や写真にインスピレーションを得た作品を発表。90年代後半にドローイング作品により熱狂的な支持を得る。その後、キャンバスにアクリルグワッシュで描くモノクロームの人物画を中心に制作。ニューヨーク、ロサンゼルス、ベルリンなどでも作品を発表し、高い評価を受けている。

五木田智央 PEEKABOO[プロフィール]

いま、最も注目されている画家の一人です。

その証拠に、同時期に別会場のH.P.FRANCE WINDOW GALLERYでも「History on paper」という展示会をしていたほどです。
そちらもとてもユニークな展示でしたが、東京オペラシティでの五木田智央「PEEKABOO」のほうが、圧倒的に作品数が多く、見ごたえがあります。

五木田智央「PEEKABOO」


本展では、新作の絵画とドローイングを中心に、約40点を展示。
今年1月に香港での個展で発表した新作2点も合わせて出品。
展示作品のほぼ半数が新作となっています。


展覧会のメインビジュアルとなった作品『Come Play with Me』は同展のための描き下ろしです。
Come Play with Me。そ、そう言われても…ちょっと怖い。


人物をデフォルメしたモノクロ画がずらり。どれもクセがすごい。


また、五木田さんはプロレスファンなのだとか。
プロレスにまつわる作品も多く展示されています。
不思議なシュールさがありますね。


いえいえ、こちらは≪ポリスマン≫です(笑)。
1人で吹いちゃいました。


近年の代表作や800点以上のドローイングの小品から構成されるインスタレーションもあり、見応えあります。

まとめ

思わずクスッとしてしまいそうなユーモアあるものから、ノスタルジーを感じるもの、またミステリアスなものまで、そのモノクロでシンプルな作品の数々には不思議な世界観があります。

その世界観こそ「クセ」ですね。

クセがほしい、ホラノコウスケ(@kosuke_art)でした。
あると思われていそうだけど。

展示名:五木田智央 PEEKABOO
場所:東京オペラシティ
住所:東京都新宿区西新宿3-20-2(京王新線・初台駅直結)
会期:2018年4月14日(土)~6月24日(日)
開演時間:11:00~19:00(金、土曜は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜
入場料:一般1,200円 大学・高校生800円 ※中学生以下無料

コウスケの気づき

ホラノコウスケ
見つけたら、やり抜くと、突き抜ける。

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今日のひとこと

ホラノコウスケ
NHKで見た秋元康さんの対談番組が面白かった。久々に天才・秋元さんの本を読みたい。


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ABOUTこの記事をかいた人

講師、フリーライター。愛知県在住。 トニー・ブザン公認マインドマップ®・インストラクター、Points of You®認定トレーナーとして、「頭の使い方」を楽しく体験できるワークショップを開催。名古屋を中心に、全国で大好評。 またフリーライターとして、タウンワークマガジンなどのサイトに執筆。 詳細プロフィールはこちら