自分の体の神秘を知る。
アート大好きライター・講師、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。
東京・上野の国立科学博物館にて、特別展「人体 神秘への挑戦」を開催中(~2018/6/17)。
平日でもたくさんの人でにぎわっている、人気の展示会です。
「人体 神秘への挑戦」
先人の探求の歴史、そして最新の研究を知ることのできる、非常に貴重な展示です。
たとえば、レオナルド・ダ・ヴィンチ。
「モナ・リザ」などの名画で知られますが、実は人体を描くための理解を求めて人体解剖を行い、多くの人体解剖図を遺しています。
その解剖手稿からは、彼が自ら人体の構造を説明することにのめりこみ、考えを巡らせた痕跡を見て取ることができます。
他にも実際の臓器も展示されていたり、人体研究に貢献した様々な道具も展示されている、驚きの内容です。
フォトジェニックな空間も!「人体 ネットワーク・シンフォニー」
人体について色々と知ることができたあと、さらにユニークな展示があります。
それが、NHKスペシャル「ネットワーク・シンフォニー」。
タモリさんがいました。
NHKの番組で使われたものです。
最新の研究で、人体の臓器たちが互いに会話しあっているということが分かってきたそうです。
NHKスペシャル「人体 神秘の巨大ネットワーク」で放送されたその新・人体観を、色や音で表現している公式サイトもあります。
この人体展では、なんとその場でそれを体験できます。
写真撮影も可能な、とても美しい空間です。
臓器同士が通信しあっているのが分かります。
説明も書かれており、知的好奇心も満たされます。
まとめ
自分自身の体について、私たちは多くのことを知りません。
この展示は、あまりに膨大な情報量のため真面目に1つ1つ見ていると頭がパンクしそうですが、それでも、自分自身を知り、いたわる一つのキッカケとして、刺激となります。
大好きなアインシュタインの脳が展示されていて興奮した、コウスケ(@kosstyle)でした。
場所:国立科学博物館(東京・上野公園)
会期:2018年3月13日(火)~6月17日(日)
開演時間:9:00~17:00金曜、土曜日は20:00まで
休館日:月曜日 ※6月11日(月)は開館
入場料:一般・大学生小・中・高校生