~2017.2.26まで、銀座メゾンエルメス フォーラム (8階)にて「曖昧な関係」展が開催されています。
作品と身体の対峙を、独自に生成させる3人のアーティストの表現を通じて、オブジェと身体と空間の曖昧な共犯関係をお楽しみ下さい。
一体、どういうことなのでしょうか?
会場は銀座のエルメスジャポン本社ビル8階
展示は、銀座メゾンエルメスのビル内にあります。
建物自体も美しいので、外からも楽しみましょう。
中へ入るのにちょっと緊張?
いや、堂々と入りましょう。
奥へ進み、エレベーターを8階へ上がると、会場の「フォーラム」があります。
芸術や技術伝承、環境問題、教育活動などに関わるプロジェクトの支援を通じた活動を行うエルメス財団(非営利団体)が主催しています。
これまでも様々な展示があったようですが、2017.2.26まで行われているのは「曖昧な関係」展です。
世代の異なる三人のアーティストによるグループ展
三人のアーティストによるグループ展。ジュエリー、絵画、サウンドや光を用いたインスタレーションと、素材も表現方法も全く異なるアーティストたちの作品からは、どのような関係性が浮かび上がるでしょうか?
スイスのジュエリー作家ベルンハルト・ショービンガー
身につけることを前提とするジュエリー制作を通じて、身体の物質性、その強さと弱さと欲望を忠実に描き出しているとのこと。
割れたガラスなどを使ったジュエリーは、キレイ・オシャレというよりも何だか大胆でドキドキします。
フランス人の画家、アンヌ・ロール・サクリスト
フランスの画家が作り上げた空間は意外にも「ZEN」を感じさせます。
なるほど、あとで説明を読んでみるとこうありました。
本展でサクリストは、15世紀にパオロ・ウッチェロが描いた『サン・ロマーノの戦い』に見られる詩的で幾何学的な抽象性を京都の石庭に重ね合わせ、室内と外や部分と全体の移ろいやすく相対的な関係を浮かび上がらせます。
ベルリン在住のアーティスト、ナイル・ケティング
光波や音波といった不可視のマテリアルをベースに、シグナルや香りといった現象を新しい物質性の感知やコミュニケーションへと置き換えてゆく試み
…なんともいえない空間です。
あなたはここで、何を感じるでしょう?
まとめ
これが無料というのが良いですね。
ふらっと行ってみては?
「曖昧な関係」展
会場:銀座メゾンエルメス フォーラム (TEL: 03-3569-3300)
住所:東京都中央区銀座5-4-1 8階(東京メトロ銀座駅 B7出口)
会期:2016年12月21日(水)~2017年2月26日(日)
開演時間:月~土 11:00~20:00(最終入場は19:30まで)、日 11:00~19:00(最終入場は18:30まで)
休館日:不定休(店休日に準ずる)
入場料:無料
コウスケ(@kosstyle)でした。