東京・茅場町にて、『食神(たべがみ)さまの不思議なレストラン展』が開催されています。
「食べる」以外の方法でも「食」を体験できる、不思議な空間です。
路地裏に、不思議なレストランあり
茅場町駅の6番出口を出て少し歩くと、意外な場所に「レストラン」の文字が。
怪しい、怪しすぎる。
おそるおそる中へ入り、
「何なのかワケが分からないのに入場料2,000円は高いような…」
と思いながらチケットを購入。
そんな私の不安は、良い方に裏切られるのですが。
暗い空間から部屋へ入るとそこには、美しすぎるデジタルアートの世界が。
広い空間に、日本の四季を表現しています。まるでアニメ?おとぎ話?の世界へ入り込んだようです。
スクリーンに手をかざすと反応します。隠れているキツネを見つけよう!
他にも、「発酵」「道具」「酒」「出汁」という和食に欠かせない要素を表現している空間があったり。
意外と面白かったのが、「米との対話」。
ここでは「食べ物で遊ぶな!」と怒られません。
お米って、「食べる」だけでなく「触る」ことでも癒やされるのね。
他にも様々なインスタレーションが展開されていますが、ぜひ実際に足を運んで体験してください。
「レストラン」だもん、やっぱり食べたい
食についてデジタルアートを体験したあとは、実際に食べましょう。お腹すいた。
チケット購入者全員がもらえる「神様のおいなりさん」だけでなく、こだわりのメニューがズラリ。
日本酒も数種類あるから、飲み比べもできますね。
稲庭うどん(1,000円)。
うどんはツルっと舌と喉を通りぬけ、出汁はスーッと身体に染み渡ります。
筑前煮(500円)。
加賀れんこん、しいたけ、にんじん、こんにゃく、たけのこ、鶏肉。
目をつむって素材の味を集中して「感じ」たくなる。
3種の味噌汁(500円)。
白味噌×昆布出汁、田舎味噌×イリコ出汁、赤味噌×鰹だし。
飲み比べるのが面白い。
親子出汁巻(600円)。親子とはつまりそういうことです。贅沢。
実は器が紙だったりします。軽くて丈夫、そしてオシャレ。
これらは販売もされていましたよ。
まとめ
和食を考える、面白い機会になりました。
平日の夜なら、比較的空いているようですよ。
私は木曜に行き、
- 18:50〜19:40(50分)かなりのんびり展示を体験
- 〜20:30まで(50分)食事&お酒をゆっくり堪能
突然このレストランの前を通りかかっても、入る勇気がない方が多いかも。
この記事を読んでくださったあなたは、どうですか?
<見て食べる体験型デジタルアート>食神(たべがみ)さまの不思議なレストラン展|東京・日本橋茅場町
場所:平和ビル(東西線 日比谷線「茅場町駅」6番口 徒歩1分)
住所:東京都中央区日本橋茅場町1−8−1 茅場町1丁目
会期:2017/1/28(土)〜2017/5/21(日)
開演時間:10:00〜21:00(平日)、〜23:00(金・土・祝前日)、〜19:00(日・祝日)
入場料(神様のおいなり付き):大人(高校生以上)¥2,000、子ども(3歳以上~中学生以下)¥1,000
コウスケ(@kosstyle)でした。