東京・銀座のソニービルで現在、「It’s a SONY展」を開催中。
- (Part-1)〜2017/2/12
- (Part-2)2017/2/22〜2017/3/31
SONYの歴史を振り返りながら以下のような体験ができ、ちょっと寄るだけのつもりが想像以上に楽しめました。
懐かしい家電がズラリ
ソニーの歴史を、製品で振り返る。
フロアを歩きながらそんなことをするうちに、気づくと自分自身を振り返っていました。
1976年生まれの私も見たことのない、古いテレビ。
Wラジカセ。
ラジオに流れる音楽をカセットテープに録音していたら、急にラジオに雑音が入りガッカリ…なんてことがよくありました。
友達に借りたカセットを空のカセットにダビングしたり。
「ダビング」って言葉を、もしかしたら若者は知らないのだろうか。
初めてミニコンポを部屋に置いたとき、ちょっと大人になった気がしました。
ウォークマン。
これがなければ、iPodやiPhoneもなかっただろうか。
SONYの製品で聞かれた、様々な音楽たち。
他にも様々な製品がズラリ。
あなたは何を感じるでしょうか。
世界を変えようという意気込みを感じる新製品たち
昔を懐かしむだけでなく、新製品もありました。
今までにないもの・新たな市場を生み出そうというSONYの意気込みは感じられます。
個人的に興味を持ったのは3つ。
1) ポータブル超短焦点プロジェクター『LSPX-P1』
コンパクトでありながら、スクリーン(壁)との距離がほとんどなくても映し出せる、非常に便利な製品。
たった100ルーメンしかないのですが、近いからか思いのほか明るくクリアです。
家庭で映画など見るときには場所を取らず、とても良いですね。欲しい。
会場では意外な使い方をしていましたので、ぜひ体験してください。
呼びやすい名前をつけたほうが普及する気がします。
2) パーソナルアロマディフューザー『AROMASTIC』
スイッチ1つで、いつでもどこでも香りを楽しめる、ユニークな製品。
リラックスできて、とても良いです。
女性への贈り物に良さそう。
3) アプリとつなげて楽しむブロック形状の電子タグ『MESH』
小さなブロック形状の電子タグ(右のカラフルなタグ)。
それぞれ、動きセンサー/ボタン/明るさセンサーなどのさまざまな機能を持ち、
- 人が通ったら電気をつける
- ボタンを押したらメール送信
- ドアが動いたら写真撮影
など、スマホアプリで簡単な設定をすることで、アイデアと組み合わせ次第で無限大の使い方がありそうです。
価格がこの半額くらいだと、もっと普及しそう。
ソニービルはもちろん、SONYの今後に期待
『SONY』という社名の由来は、「音」という意味の英語「SONIC」の語源であるラテン語の「SONUS」(ソヌス)と、「小さい」「坊や」という意味の「SONNY」(ソニー)なのだとか。
坊やは年老いてしまったけど、坊やの好奇心を持つ老人なら最強かもしれない。
魅力的なアイデアで、ふたたび世界を変えてほしいですね。