ThinkBuzan社認定マインドマップ・インストラクター、ホラノコウスケ(@kosstyle)です。
私は、「考えるときは書く」をいつも意識しています。
それには、こんな理由があるんです。
「考える」と「悩む」の違い
何か課題があるとき、頭を抱えたり腕組みして、こんな風に思っていませんか?
「あぁ…どうしようかなぁ…」
「うわぁ…悩む…」
このとき、「考えている」つもりが、実はただ「悩んでいる」だけ、という可能性があるんです。
なかなか結論が出せないとしたら、それはまさに悩んでいるだけ。
では、どうすれば「考える」ことができるでしょうか?
「書く」と、「考える」ことができる
簡単です。
「書く」ことをすれば、「考える」ことができるんです。
100マス計算や隂山メソッドなどで知られる隂山英男さんが以前、こうおっしゃっていました。
私は「書くことは思考である」と考えています。書くことによって、初めて本格的に脳は動く、と。
あるいはフランスの思想家・モンテーニュはこう言っています。
「考える」という言葉を聞くが、私は書くことなしに考えたことはない
私たちは、「書く」ことで初めて「考える」のです。
これは、以下の点などがポイントではないでしょうか。
- 「書く」は具体的な行動であるため、ぐるぐると頭の中だけで考えるよりも何かしら前へ進む
- 「書く」ことで思考を見える化すると、さらにアイデアがわいてくる
- 全体像が見えると、物事の判断がしやすくなる
私は、服屋でどの服を買うか迷ったときに、いったん店から出て、
- 服Aを買ったときのメリット
- 服Bを買ったときのメリット
をiPhoneでそれぞれ書き出したほどです。
でも文字を「書く」だけじゃなく、イラストなどを「描く」ことだって、「考える」には大きな効果があるんです。
「書く」+「描く」=マインドマップ
マインドマップ・インストラクターの私は、考えるときに「マインドマップ」をかきます。
以下のようなルールでかくノート術です。
- 横向きにおいた用紙の中心にイメージを描き
- 真ん中から
- 曲線の枝を伸ばして
- その枝の上に単語を書き
- 次々とつないでいき
- 思いつきでイメージも描く
つまり、マインドマップは「書く」「描く」の両方を行うことができ、効果的に「考える」ことができるのです。
まとめ
あなたも、「考えるときは、かく」。これを意識してみませんか?
マインドマップでなくても、文章でも単語でもイラストでも、とにかく思いつきを殴り書きすれば良いんです。
ちなみに、私がいつも持ち歩いているのはモレスキン手帳のラージ。
マインドマップをかくために、無地です。