現代アートが閉塞感を打ち破る!
2021年5月、コロナ禍で緊急事態宣言のなか、多くの美術館やギャラリーが休館になってしまいました。
それでも「アート巡りしたい」というときに、ずっと気になっていたファーレ立川アートを思い出したんです。
歩道など公共の場にパブリックアートが100以上あり、いつでも誰でも無料で見られます。
もちろん休館なんてないし、閉鎖空間ではないのでコロナ禍でも安心してアート鑑賞できます。
1年で536展のアートを巡った私ホラノコウスケ(@kosuke_art)が実際に行ってみたところ、想像以上に良かった!
その様子を紹介します。
目次
ファーレ立川アートとは?
イタリア語の「FARE(創る・創造する・生み出すの意)」に立川の頭文字「T」をつけ「ファーレ(FARET)立川」と名付けられました。(中略)今では国内外から多数の方が訪れ、アートを通じた街づくりの代表となっています。(中略)
36か国92人の作家による109点のアートは、車止めやベンチ、街灯、換気口など街の機能を併せ持ち、20世紀末の現代世界を映し出しています。(中略)
パブリックアートの代表例として図工の教科書に掲載されるだけでなく、2008年より立川市の小学生の授業に取り入れられ、地域の生きた教材となっています。
ここでは厳選した作品を4つに分類して紹介します。
あなたはどの作品が見てみたい?
1. ポップで写真映えする作品
これ面白い!
大きさがわかりやすいよう、人を入れて撮影することをオススメします。
これも巨大アート。
誰が見ても面白いこうした作品は、パブリックアートにぴったり。
他にも…、
このあたりもポップで良いですね。
写真映えする作品の数々を散歩しながら鑑賞できるの、とても楽しいです。
2. よく見ると…!な作品
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これはとにかく驚いた。動画を見て、分かりますか?
ぜひ現地でこの面白さ、体験してください。
透明人間がいるみたい。
こんな、さり気ない作品もあります。
歩道橋に、管楽器。
これもさりげない。歩道橋にバーコードです。
これこれ。探すのに苦労しました。
蜘蛛の巣のような作品が、ビルの上のほうに。
詩の刻まれた壁。長いです。
ビル奥の目立たない場所にも。
これがアートだと思わないセンスの人が、「喫煙禁止」なのにタバコを吸っていたりして残念。
3. 「座れる」作品
ファーレ立川アートのパブリックアートの良いところは、美術館と違って「触れることができる」点。
こうして座ったりできるんです。
これも。お子さんと行っても楽しそうですね。
4. アレがああなってる作品
大木が切り落とされて、道端に。
と思いきや、金属でできています。
これは座って撮影しても面白そう。
所要時間、作品の地図や情報アプリなど
私の場合、休憩なしで歩きまわり、(たぶん)全てのアートを見るのに2時間45分かかりました。
この日の歩数は12,489歩(ファーレ立川アートだけの歩数ではありませんが)。
夢中で楽しんでいました。
もちろん全部を回る必要がない人もいますし、自分のペースで散歩できるのが良いですね。
ちなみにこの日、普通に生活圏の人?はそれなりにいましたが、アート鑑賞を目的としてそうな人には全く会いませんでした。
作品の場所については、スマホアプリや地図を参考にすると便利です。
私はアプリを見ながら(たぶん)全制覇しましたよ。
立川のおすすめカレー店・東京の別パブリックアート
東京のパブリックアートといえば、丸の内ストリートギャラリーも好きです。
立川ほどの数はないのですが、草間彌生をはじめ超有名アーティストの作品を道端で見られるのが魅力。
ファーレ立川アートも本当に楽しかった。
ついでに寄ったカレー屋さんもオススメです。
もっともっと街中にアートが当たり前にあったり、それに目を向ける人が増えるといいなと願う、ホラノコウスケ(@kosuke_art)でした。