行くなら絶対読んで下さい!
1年で536展のアートを巡ったライター・講師、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。
ヨコハマトリエンナーレ2020「AFTERGLOW―光の破片をつかまえる」が開幕しました。
コロナで延期する芸術祭が多い中、きちんと対策をしての開催決断は素晴らしい。
しかしいろいろと注意すべき点があります。
これを知らずに開場へ行くと、かなりがっかりすることになります。
私のように失敗しないために、必ず以下を読んでからヨコハマトリエンナーレ2020を楽しみましょう!
※見どころや、おすすめの詳細ルートなど、全体のまとめ記事はこちらです。
目次
1. 日時指定のチケットを事前購入する必要あり
新型コロナ対策として、予約制にするなど万全の対策をとっての開催です。
そのため、事前にチケットをネット購入する必要があります。
日時指定チケットなので、当日の計画をきちんと立ててから取ることになるでしょう。
残りチケット数も表示されるので確認し、チケットを取っておきましょう。
2. 予約制の体験型作品あり(ただし無料ゾーンにあり)
日時の予約が必要な体験型の作品が3つあります。
前日までしか予約できないため注意。
- 《道を知るあの女:ヤージュージュ、マージュージュ》モレシン・アラヤリ(横浜美術館)
- 《私が動くと、あなたも動く》ランティアン・シイエ(横浜美術館)
- 《デコレータークラブ 配置・調整・周遊》飯川雄大(プロット48)
そのため、これらも組み込んだ回り方を考える必要があります。
ただし、これらはなんと無料ゾーンにあり、チケットのない人でも予約すれば体験できるのです。
つまり、有料作品を観る時間・日と別のタイミングでもアリですね。
3. 入場できる時間に違いあり
横浜美術館は、予約した時間から30分以内に入場の必要があります。
いっぽうプロット48は、横浜美術館の予約と同日に限り、好きな時間に入場できます。
4. 横浜美術館・プロット48は再入場できない
一度出ると、再入場できないのもやっかいなところ。
横浜美術館を見てから一旦プロット48の予約作品を体験、また横浜美術館へ戻る、なんてことはできません。
事前にしっかりと回る予定を考えておく必要がありそうです。
5.日本郵船歴史博物館のみ休館日・開館時間が異なる
日本郵船歴史博物館にも作品がありますが、ここだけ横浜美術館・プロット48とは開館時間や休館日が異なります。
場所もここだけ離れているため、注意が必要です。
休みについて、横浜美術館・プロット48は木曜休場(7/23, 8/13, 19/8を除く)。
いっぽう日本郵船歴史博物館は月曜休館(祝日の場合は開館、翌平日休館)。
時間について、横浜美術館・プロット48は10:00-18:00、日本郵船歴史博物館は10:00-17:00。
そのため、全部行きたいなら先に閉館する日本郵船歴史博物館から行くのがオススメ。
日本郵船歴史博物館→プロット48→横浜美術館とまわるのが良いでしょう。
6. 日本郵船歴史博物館はトリエンナーレのチケットで入場可能
受付で何も言ってくれないので、あやうくチケットを買わされるところでした。
必ずヨコハマトリエンナーレのチケットを見せましょう。
7. 横浜美術館の元レストランにも作品あり
気づかない人もいそうです。
美術館を出たら右へ進むと、元レストランだった場所にも作品があるのです。
忘れず行きましょう。
8. すべてまわるには所要時間3〜6時間半
ヨコハマトリエンナーレ2020を回るには、丸1日かかる。
そう思っておくのが良さそうです。
じっくり見る私の場合、合計6時間半(ランチ含む)かかりましたから。
- 日本郵船歴史博物館(10分、ヨコハマトリエンナーレ作品以外は見ず)
- プロット48(70分+30分、体験作品1つを含む、もう1つは体験できず)
- 横浜美術館(250分、体験作品2つとカフェ休憩を含む)
これでも映像作品など、好みじゃないものは見てない状態です。
ただし早い方なら、↓のように半日でもいけそうです。
- 日本郵船歴史博物館(5分)
- プロット48(30分、体験なし)
- 横浜美術館(120分、体験・休憩なし)
9. 大人なんだから、交渉してみよう
私たちは大人です(きっとあなたも)。
もし予約とか入場時間とか、もし不具合がおきたら、いろいろ交渉(優しくお願い)してみましょう。
うまくいくこともありますよ。
たとえば私の場合、
- 入場時間について
- 再入場について
- 体験作品の予約について
など4つほど交渉し、3勝1敗です。
あえて詳細は書きませんが、ルールだって交渉次第でどうにかなることもあるものです。
まとめ
以上をふまえたうえで、まわり方や時間の計画を立て、チケットを予約しましょう。
オススメルートや所要時間は次の記事で。
ホラノコウスケ(@kosuke_art)でした。
場所:横浜美術館、プロット48、日本郵船歴史博物館
会期:2020年7月17日(金)から10月11日(日)まで
開演時間(横浜美術館・プロット48):10:00-18:00(入館は閉館の30分前まで)
※会期中の金曜・土曜と会期最終日の10/11(日)は20:00まで開場
※10/2(金)、10/2(度)、10/8(木)、10/9(金)、10/10(土)は21:00まで開場
休館日:毎週木曜日(7/23, 8/13, 19/8を除く)
入場料:要予約、一般2,000円、大学生・専門学生1,200円、高校生800円、中学生以下無料