あなたが見ているのは本当の世界の姿なのだろうか。実は一つの方向でしか見えておらず、もっと多面的に存在しており、ただ見えていないだけなのではないか。
アート大好きライター・講師、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。
東京・銀座のPOLA MUSEUM ANNEXにてSHIMURAbros「Seeing Is Believing 見ることは信じること」展が開催中(〜2018/11/4)。
あなたも「見る」ことについて感じ、考えてみませんか?
SHIMURAbros「Seeing Is Believing 見ることは信じること」展
SHIMURAbros はユカ氏とケンタロウ氏からなる姉弟ユニットで、映画をベースとした制作活動を行い、映像や彫刻、インスタレーション作品など、その表現方法は多岐にわたります。(中略)
「あなたが見ているのは本当の世界の姿なのだろうか。実は一つの方向でしか見えておらず、もっと多面的に存在しており、ただ見えていないだけなのではないか。」
本展では「見る」という行為の本質を問いかける、映像と噴水を中心にした新作インスタレーションを発表します。
見えるもの、見えたもの
わかりますか?
鏡から水が出ているのですが、肉眼で見ると普通に水が出ているのに、iPadの画面で見ると水がグルグルと巻いているように見えるんです。
iPhoneで録画してみました。
普通→スロー→普通、で撮っています。
肉眼ではこんなふうには見えません。
「見る」ことについて、とても不思議な体験です。
映像作品には、森山未來さんが出演しています。
彼にはこんなふうにグルグルとした水には見えていないのでしょう。
そしてまた彼は、私たちに見られるための表現をしています。
こんな不思議な作品の前でも、鏡に映る自分を見ることになったり。
実は作品を「見る」ことができるのは、ギャラリー内だけではありません。
建物の外にも、こんな作品があります。
美しくカラフルで丸い鏡には、銀座の街が映っています。
肉眼で見るそれと、どう違って見るでしょうか?
まとめ
今みえる世界が全てじゃない。
「見えていないものがある」という前提で生きること。
そして、それを見ようとすること。
これは大切なことだと感じます。
SHIMURAbrosのお二人はそれを、アートを通じて表現しています。
私ホラノコウスケ(@kosstyle)は、POINTS OF YOU®ワークショップでそれを皆さんに体験していただいています。
場所:POLA MUSEUM ANNEX
住所:東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル 3階
会期:2018年10月5日(金)-11月4日(日)
開演時間:11:00-20:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:会期中無休
入場料:無料
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