思い切って姫路までアートを見に行ったとき。
そのお店が駅のホームにあったんです。
姫路名物えきそば。
愛知県民の私ホラノコウスケ(@kosstyle)にとって、かなり意外な「そば」でした。
えきそば姫路駅店とは?
姫路駅のホームにありました、えきそば。
地元の方々にとっては当たり前。
私のような観光客にとっては「姫路名物」の文字が目を引きます。
名古屋駅だとこれが、きしめんなんです。
新幹線の駅のホームにあるきしめん屋「住よし」はあまりに有名です。
一方、姫路駅のえきそばは、昭和24年から売り出したというから、その歴史に驚きです。
戦後、最も簡単に、しかも大した機械設備もなしに出来る物として、姫路駅で 麺類を販売しようと計画しましたが、当時小麦粉は統制品で手に入りにくい為、 統制品ではない”こんにゃく”に目をつけそば粉とこんにゃく粉を混ぜて、うどんの 様なものを作り、和風だしでうどんの様なものを試作し販売致しました。(中略)
しかし、その後うどんは時間がたつとのびて美味しくないのと、腐敗が早く長持ちさせるにはと考えた末、うどんをあきらめ度々の試作の結果、かんすいを入れた黄色いラーメンにたどり着き、当社独自でその製造にのりだし、黄色いそばに和風だしという一見ミスマッチの商品が生まれました。
これが えきそば の誕生です。
いったい、どんなそばなんでしょう?
たった1分で登場した天ぷらえきそば、その味は?
ここに来てまさか「うどん」はないでしょう。
まよわず天ぷらえきそばを注文。
さぁ、どんなそばが出てくるんでしょうか。
1分くらいで、すぐ出てきました。
これが姫路名物「えきそば」です。
私たちが想像するあの「そば」ではありません。
これは、やわらかい中華麺です。
しかし、スープは和風だし。
ミスマッチのようで、意外にも合います。
さっぱりと、スルッといけちゃいますね。
汁をよく吸った天ぷら。
個人的には、そばだけだとあまりにチープすぎて寂しかったかも。
天ぷらがあるからこそ、このえきそばが成立しているように感じます。
しかし他にも、きつねえきそばや、ごぼう磯辺揚げえきそば、とり天えきそばも気になりますね。
まとめ
電車待ちの数分でもサクッと食事を済ませられて便利ですね。
素朴な味で、旅に何だかノスタルジーが加わりました。
実はえきそばを食べる前に、明石焼きも食べていたホラノコウスケ(@kosstyle)でした。
それはまた、別記事で。