心を動かすとは、どういうことか。
1年で536展のアートを巡ったライター・講師、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。
大阪府岸和田のマドカホールにて、なんと塩田千春展『永遠の糸 The Infinity Line』が開催されています(〜2020/3/15)。
昨年東京で見た『塩田千春展:魂がふるえる』は、六本木ヒルズ・森美術館の16年の歴史で歴代2位の入場者数(66万人)だったといいます。
その超人気アーティストの作品を、なんと岸和田で見ることができるチャンスなのです。
目次
塩田千春展『永遠の糸 The Infinity Line』(大阪府岸和田市)
ベルリンを拠点にグローバルな活躍をする現代美術家の塩田千春は、記憶、不安、夢、沈黙など、かたちのないものを表現したパフォーマンスやインスタレーションで知られています。
なかでも赤や黒の糸を空間全体に張り巡らせたダイナミックなインスタレーションは、彼女の代表的なシリーズです。
作家の故郷である岸和田で、初の塩田千春展を開催いたします。
塩田千春さんの故郷だから、岸和田市立文化会館で開催されるんですね。
しかもなんと、無料です。
岸和田の子どもたちの想い、それは永遠に
展示場の扉の向こうにほら。塩田千春さんの世界。
あまりに日常的である文化会館、その扉が、日常から非日常へといざなうようです。
塩田さんの作品の前に立てばいつも、圧倒されてしまう。
竜巻のように舞い上がる紙きれ。
よく見ると…。
岸和田の子どもたちの想いが書かれているのです。
岸和田の子どもたちが大切にしたいもの。
それらを見ながら、私は気づきました。
「自分」に。
他にも少し、作品が展示されているほか、
塩田千春さんの人生の歩みや、映像も流れています。
1フロアだけではありますが、無料でここまでものもがみられるのは貴重な機会ですね。
混雑状況は?
平日なら、余裕を持って見られそうです。
週末も、激混みということはなく、割とのんびり見られそうですよ。
東京の塩田千春展は70分待ちなんてこともあったのだから、これらの作品を
- 待たずに
- 無料で
見られるのは、素晴らしいチャンスですね。
まとめ
あなたがここで目にするものは何でしょうか。
そして、どんな自分に気づくでしょうか。
ホラノコウスケ(@kosuke_art)でした。
場所:マドカホール(岸和田市立文化会館)
アクセス:南海本線「春木駅」から徒歩13分程度
住所:大阪府岸和田市荒木町1-17-1マドカホール内
会期:2020年2月5日(水曜日)~3月15日(日曜日)
開演時間:平日10時~17時、 土日祝10時~20時。入場は閉場30分前まで。
休館日:月曜日・3/10(火曜日) ※2/24は祝日ですが休館日です。
入場料:無料
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