ラクガキは、破壊か、アートか、それとも…?
1年で536展のアートを巡ったライター・講師の私、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。
名古屋・金山駅すぐの旧ボストン美術館にて、『バンクシー展 天才か反逆者か』(〜2021/6/20)が開催されています。
実は私、2020年に観た296のアート展で最も印象に残ったBest9にこのバンクシー展を挙げました。
横浜で2020年3月に始まってすぐ行き、ものすごく良かったんです。
それで我慢できず、今回の名古屋展にも行ってしまいましたよ。
ここでは名古屋の様子をご紹介します。
目次
『バンクシー展 天才か反逆者か』とは?
世界のアートシーンに衝撃を与える数々の作品が過去最大級の規模で日本に集結
バンクシーのグラフィティ作品の大半は壁面に描かれるため、すぐに塗りつぶされてしまい、現存しているものは多くありません。そんななか本展では、複数の個人コレクターの協力のもと、オリジナル作品や版画、立体オブジェクトなど70点以上を、過去最大級の規模で日本に集結させることを実現しました。作品をじっくりと間近で堪能してください。
見どころ1:映像作品が面白い
いくつも映像作品があるので、時間に余裕を持って行くと良いでしょう。
様々な作品が見られ、とてもワクワクします。
あの、夢の国?も。
これは話題となった、作品がオークションで落札された直後に目の前でシュレッダーにかかってしまったアレですね。
見どころ2:人気モチーフの作品が充実
バンクシーといえば!というような人気モチーフの作品がたくさんあります。
猿はバンクシーが好んで用いたモチーフ。いいなぁ、ほしい。
バンクシーが猿になんと言わせているか。そこが楽しいんです。
ねずみもバンクシーがよく使うモチーフですね。
グッズにもよく使われます。
見どころ3:社会風刺・皮肉だらけ
まともな大人なら、バンクシー作品を見たら社会へ向けたメッセージが、ビシビシと伝わってくるでしょう。
見どころ4:フォトスポットが充実
現代のアート展らしく、作品の写真撮影ができるだけでなく、フォトスポットも充実。
もともとは5/31まででしたが、6/20まで延期されました。
ここにもネズミのモチーフ。
見どころ5:グッズが充実
グッズがかなり充実しています。
私が特に気に入ったのは、このマスク。
なんとプリントではなく刺繍で作品がデザインされている、ハイクオリティなものです。
しかも頭の小さい私にもフィットするサイズがあって嬉しい。
ワンポイントでアクが強すぎず、しかしちょっと個性あり。
イイ感じです。他のデザインもあります。
もちろん、図録も買いました。
こちらも質感・内容ともよく、見ごたえあり。
他にもファッションアイテムやポストカード、クリアファイルなど、あなたの気になるアイテムもきっとあると思いますよ。
混雑状況・所要時間は?ロッカーはある?
私は5/1(土) 18:17〜19:41まで鑑賞、その後グッズを20:00ギリギリまで見ました。
かなりじっくり鑑賞するタイプの私は、合計1時間40分ほどかかったことになります。
この日、この時間はかなり空いており、ときどき他のお客さんに会う程度。
しかし今は会期終了が迫っているので、お客さんが増えていることも予想できます。
コインロッカーがあるので、荷物があっても問題なしです。
まとめ
あなたはどの作品が気になりましたか?
横浜展の様子も、別のみどころを中心にまとめてありますのでご参考に。
バンクシーのように「世界に」とまではいかなくとも、「身近な世界に」様々な形で問題提起したい、ホラノコウスケ(@kosuke_art)でした。
展覧会の詳細
場所:旧名古屋ボストン美術館(金山南ビル)
アクセス:金山駅すぐ
会期:2021年2月3日(水)~2021年6月20日(日)
開演時間:10:00~20:00 ※最終入場は閉館時間の30分前
休館日:期間中無休
入場料:サイト参照
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暑くなりましたね。