主役のない写真?!松江泰治「地名事典 gazetteer」展(広島現代美術館、~2019/2/24)





急に思い立って、行動!

2018年だけで326展のアートを巡ったライター・講師、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。

気になるアート展がある。
時間もある。

行ってしまいました、広島現代美術館へ!

本音を言うと『コレクション・ハイライト+特集「顔のような」』展が目的でした。
しかし同時に開催されていた松江泰治「地名事典 gazetteer 」展(〜2019/2/24)も良かったので紹介します。

松江泰治「地名事典 gazetteer」展

松江泰治(1963年、東京都生まれ)はこれまで、世界各地へ赴き、撮影した土地を写真作品として発表してきました。松江の選ぶ被写体は、岩肌が剥き出しの山間地、木々の生い茂る森林地帯、高層ビルが建ち並んだ都市、古い家並みの広がる街など、あくまでその土地の表面、いわゆる地表です。撮影においては、構図に地平線を含めない、被写体に影が生じない順光で実行するといったルールを自らに課すことで、一貫して、写真本来の性質である平面性を追求してきました。そうすることで、コントラストや奥行き、中心と周縁との区別を周到に排除し、写り込んだすべての要素が等価に扱われた画面が生み出されます。

松江泰治 地名事典|gazetteer – 広島市現代美術館

松江さんの初期から現在に至る作品を展示。
テクノロジーの進化とともに、松江さんがチャレンジしてきた様子もわかる内容です。

写り込んだすべての要素が等価に扱われた画面

一般的に「きれい」という写真とは、違うかもしれません。
松江泰治さんの作品は、写り込む全てが主役、あるいは主役がない写真が生み出されています。

主役は見る側に委ねられている、ともとれます。
作品を見るうち、様々な場所に目が向きます。
人によって気づくことは様々でしょう。

館内は撮影NG。
この記事では、購入した写真集から数点だけ紹介しています。

個人的には、空撮した作品から人の部分を切り取りポートレートのようにしたものを市松模様に並べた《cell》のアイデアが好きです。

また、美術館でしか見られないのは、動画のシリーズ。
空撮した写真のように見えるそれは、よく見ると動物や人が動いています。
まるでゲームの世界のような、不思議な映像です。

まとめ

たまたま私が行った日、松江泰治さんご本人が講演会をされていました。
着いてから講演中と知ったのですが、終了後にお会いできました。
写真集を買って、パチリ。

写真を撮る方は、撮られるのはどんな気持ちなんだろう?
ホラノコウスケ(@kosuke_art)でした。

展示名:松江泰治 地名事典|gazetteer
場所:広島市現代美術館
アクセス:広島駅から路面電車5番「広島港」行き→「比治山下」下車、約500m
住所:広島県広島市南区比治山公園1-1
会期:2018年12月8日(土)– 2019年2月24日(日)
開演時間:10:00 – 17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(ただし2/11は開館)、2/12(火)
入場料:一般1,000円、大学生700円、高校生・65歳以上500円、中学生以下無料

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ABOUTこの記事をかいた人

講師、フリーライター。愛知県在住。 トニー・ブザン公認マインドマップ®・インストラクター、Points of You®認定トレーナーとして、「頭の使い方」を楽しく体験できるワークショップを開催。名古屋を中心に、全国で大好評。 またフリーライターとして、タウンワークマガジンなどのサイトに執筆。 詳細プロフィールはこちら