現代アート大好きライター、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。
先日紹介した京都・二条城で『アジア回廊現代美術展』を楽しんだ前日、神戸へも行きました。
港都KOBE芸術祭、これがまたスゴイんです。
所要時間や混雑状況など、詳しく紹介します。
目次
港都KOBE芸術祭とは
会場全体はこんな感じ。
かなり広いので、アート鑑賞船ファンタジー号とポートライナー、そして徒歩で楽しみました。
アート鑑賞船ファンタジー号以外は無料の展示ばかりです。
私が実際にどのように回ったか、紹介します。
この地図とこの作品紹介を元に、歩き回りました。
マップ&ガイドもありますよ。
アート鑑賞船で神戸と芸術を同時に楽しむ
9/26(火)、神戸ハーバーランドumieで食事をしてからまずは、かもめりあの前へ向かいました。
アート鑑賞船ファンタジー号に乗るためです。
13:00発の船に乗るために、ギリギリ5分前に到着。その場でチケット購入できます。
あとでポートライナーに乗るため、アート鑑賞船とポートライナーのセット乗車券 ¥1,300がお得です(本来は合計1,900円)。
座りたいのなら早めに乗り場へ着いて並ぶのが良さそうですが、景色やアートを見るなら座る必要はないかも。
空いていれば時間ギリギリの乗船でOKです。
- 平日ダイヤ 10:00、11:00、13:00、14:00、15:00、16:00 合計6便
- 土日祝ダイヤ 10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00 合計7便
さてアート鑑賞船ファンタジー号に乗ると、まず気になったのはこちら。
神戸の詩人の言葉を、神戸の風景に乗せて味わう、とても素敵な作品です。
いくつもあるので、詩と風景を楽しみましょう。
船が進むと、不思議な風景。
きれいなガラス玉がたくさん散らばっています。
これは水を生む果実のメタファーなのだとか。
150年の港の歴史、そしてその水の恵みによって命をつなぐ人々が連想されます。
さて船内での案内に促され、外を見渡すと巨大コンテナに子供たちの顔。
世界と日本をつなぐ神戸港、その国際交流と未来を感じさせます。
さて船の中で、なんとなく不思議な雰囲気の女性たちがいます。
数人が偶然、同じように化粧直ししているなぁ…と思ったら。
それはパフォーマンスでした!
突然、ダンスが始まりましたよ。ビックリ!
アート鑑賞船の旅を45分楽しんだら、次は徒歩です。
メリケンパーク→カフェ休憩→新港第1突堤→神戸ポートオアシス
船を降りると一番近いメリケンパークで花鳥虹によるプレゼンテーションがあります。
が、10月6日(金)~10月14日(土)のみ。10月15日(日)にはパフォーマンスがあるそうです。
私が行った9/26にはなかったのでスルーしました。
船にいただけなのに何となく疲れたので、FISH IN THE FORESTで15:00まで休憩。
森の中を泳ぐような素敵な店内で、ドリンクバーでのんびり。
15:00から15分ほど、ゆっくり歩いていたら、新港第1突堤に着きました。
平日のためか人も少なく、のんびりと楽しめました。
360度カメラ・Insta360 ONEでバレットタイム撮影してみました(音が出ます)。
写真撮影など楽しみ、10分ほど歩いた15:45、神戸ポートオアシスに到着。
タイヤの付いたフレーム内には、港を象徴する「イカリ」。
このイカリが神戸を旅したのだとか。その写真や映像も展示されています。
イカリが牧場へ行く映像はなかなかシュール。
神戸ポートターミナル内には時間限定サプライズが
次に向かったのは神戸ポートターミナル。
10分ほど歩いて着いたその入り口には、なぜかミラーボール。
16:15分頃にはなんともなかったのですが…、
16:30頃、太陽が下がってくると建物内に日が差し込み、ミラーボールに反射された光が辺り一面に!
この時間限定の楽しみですね。
360度カメラ・Insta360 ONEで動画撮影してみました(音が出ます)。
以下のリンク先では、ドラッグすると全方向見られますし、拡大縮小もできますよ。
中には他にもARを使うものや映像作品などあります。
神戸空港駅の中にもデッキにも
その後、16:50頃ポートライナーに乗り神戸空港駅へ。
中に入ると、暗闇の中にこんな映像のインスタレーションもありました。
デジタル画像の最も細分化された状態の1ピクセルに物理的な環境や条件を与えてたのだとか。
雪や波などのように動き、静止する様子は、原初的であり、未来的でもあります。
神戸空港ターミナル展望デッキへ出てみると、このように飛行機が離着陸するなか、
逆側に作品が。
え?どれ?と思いました?
作品と空、そして音楽を楽しむことができ、とてもリラックスできます。
さぁだいぶ歩きましたが、最後もうひと踏ん張り。
神戸空港海上アクセスターミナルへ向かいます。
18:00に着くと、誰もいませんでした。
工業用酸素ボンベで作られた『ひまわり』、それは震災を機に神戸復興を象徴する花です。
酸素は植物が放出したものであり、それを蓄えるための酸素ボンベが『O2ひまわり』に姿を変え、神戸港開港150年の年号を刻んだ150本がここで咲き誇っています。
時間があれば、ポートアイランド北公園へ行ってこちら↓を見たかったのですが断念。
暗くなったので、ポートライナーに乗って戻りました。
まとめ
ほぼ全ての作品を見て回ることができました。
- 11:40〜:ランチ
- 13:00〜:アート鑑賞船ファンタジー号出発
- 14:00〜:歩き、カフェ休憩
- 15:15〜:新港第1突堤
- 15:45〜:神戸ポートオアシス
- 16:15〜:神戸ポートターミナル
- 16:50〜:ポートライナー乗車
- 17:05〜:神戸空港駅
- 18:00〜:神戸空港海上アクセスターミナル
これでも一部だけを紹介したもので、実際にはもっと多くの作品が展示されています。
アート鑑賞船ファンタジー号は有料ですが、他の作品を見るのはなんと無料です。
会場それぞれの時間などはここにありますよ。
港都KOBE芸術祭、オススメです。
2017/10/15(日)まで。
コウスケ(@kosstyle)でした。