【レポ】「モネ それからの100年」展(名古屋市美術館、横浜美術館):見どころ、混雑状況、所要時間は?

モネ展「モネ、それからの100年」@名古屋市美術館




モネだけじゃなかった!

アート大好きライター・講師、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。

モネ それからの100年」を名古屋市美術館にて初日に鑑賞しました(2018/4/25~7/1)。
横浜美術館は、2018/7/14(土) ~ 9/24(月・休)です。

モネの作品はもちろん、モネを軸にモネ以外の作品も多数展示されており、とても見ごたえある内容です。
その見どころ、混雑状況、所要時間は?

「モネ それからの100年」展、見どころは?

つまり、モネは印象派ではなく、あらゆる現代美術の生みの親ではないのか?

(アンドレ・マッソン、1975年のインタヴュー)

モネといえば《睡蓮》が有名。
実はモネ、200点以上も睡蓮を描いたのだそうです。

そのモネの代名詞「睡蓮」にたくさんのアーティストがインスパイアされ、作品を制作しています。


例えば、きゃりーぱみゅぱみゅのアートディレクションで有名な増田セバスチャン氏は以前、「Point-Rhythm World – モネの小宇宙 – 」を開催(上写真)。
このように、モネは100年経った今も、多くのアーティストに影響を与えているのです。

今回の「モネ それからの100年」展は、モネを軸に様々なアーティストの作品を集めています。
モネを観てモネを知り、またモネ以外を観てモネを知ることができます。

たとえばこちら↑は、福田美蘭《モネの睡蓮》(2002年)。
大原美術館の中庭の池に浮かぶ睡蓮を描いたものですが、なんとその睡蓮、モネの自宅の池から株分けされたものなのです。

睡蓮はぼかされているのに対し、水面に映る大原美術館の工芸館がくっきりしている点が興味深い点。
モネは池の周囲をめぐり、さまざまな視点から睡蓮を眺めながら最適の構図を見つけ出そうと試行錯誤を繰り返しました。
福田美蘭さんもまた、大原美術館でそうしたのかもしれません。

 

一方こちらはルイ・カーヌ《睡蓮》(1993年)。
モネは同じモチーフを何度も描きました。
ジヴェルニーの自宅の睡蓮を描いた連作は死ぬまで続き、その数はなんと200点以上。
モネが繰り返し繰り返し睡蓮を描いたように、ルイ・カーヌは同じ構図の中に変化のある9つの画面でそれを表現しているようです。

 

サム・フランシスの《Simplicity》(1980年)。
この横に長い巨大キャンバスの中に踊る色とりどりの斑点。
あなたはモネとの関係を感じますか?
こうしたキュレーションも、本展のおもしろいところです。

自然の移り変わる瞬間、形なきものの表現

もちろん、モネ本人の作品もあります。

ブリューゲル展@豊田市美術館では細かい描写に驚きますが、モネはそれをしません。
モネはじっくり細かく描くのではなく、自然の移り変わる瞬間をすばやくまとめていたのです。

形なきもの(霧、光、大気…)の表現にも驚きます。
モネが試行錯誤を重ねた末に描いた作品は写真とは違い、しかし現実よりリアルです。

混雑状況、所要時間は?

名古屋の公開初日4/25(水)、思ったほど混んでいませんでしたが、土日は混むかもしれません。
ツイッターでリアルタイム情報をチェックすると良さそうです。

まとめ

モネが同じものを100回以上描いていた。
試行錯誤の末に、多くのアーティストに影響を与え続けているわけです。

一度や二度の失敗で凹んだりしていられませんね。
ホラノコウスケ(@kosuke_art)でした。

展示名:モネ それからの100年
場所:名古屋市美術館
住所:名古屋市中区栄2-17-25
会期:2018(平成30)年4月25日(水)~7月1日(日)
開演時間:午前9時30分~午後5時(金曜は午後8時まで。入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日
入場料:一般:1,400円、高大生:1,000円、中学生以下:無料

今回の学び

ホラノコウスケ
同じ対象を、試行錯誤し続ける。

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今日のひとこと

ホラノコウスケ
新たなイベント企画が決定。さぁ、どうなる?!
いや、あと2つ企画しないと…。
モネ展「モネ、それからの100年」@名古屋市美術館

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ABOUTこの記事をかいた人

講師、フリーライター。愛知県在住。 トニー・ブザン公認マインドマップ®・インストラクター、Points of You®認定トレーナーとして、「頭の使い方」を楽しく体験できるワークショップを開催。名古屋を中心に、全国で大好評。 またフリーライターとして、タウンワークマガジンなどのサイトに執筆。 詳細プロフィールはこちら