「分からないもの」に出会いに。
1年で536展のアートを巡ったライター・講師、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。
京都文化博物館にて、『Kyoto Art for Tomorrow 2020 京都府新鋭選抜展』が開催されています(〜2020/2/9)。
若手の驚きのアート作品がいっぱいです!
目次
『Kyoto Art for Tomorrow 2020 #京都府新鋭選抜展』(〜2/9)
本展は、京都の地で新しい芸術の創造に取り組む新進の若手作家を顕彰し紹介する展覧会として、60年以上にわたる長い歴史を有しています。
京都文化博物館の本館では、選考委員により選抜された才能あふれる若手作家40名の作品を展示します。また別館ホールでは、京都府新鋭選抜展出身作家であり、近年国際的に大きな注目を集める現代美術家、宮永愛子によるインスタレーションを特別展示します。
そんなわけで、ユニークな作品がいっぱいなんです。
世の中には、変態(褒め言葉)がたくさんいるなぁ。
こんな発想、私の頭のどこを探しても、ない。
いやぁすごい。悔しい(良い意味で)。
だから現代アートは、面白い。
ブロック壁の音を聞けと。
いやこれ、想像よりはるかに楽しい体験です。
おっと。こりゃまずい。
他にも、素材は何???と気になるものや、
グッとくる作品もありました。
特別出品:宮永愛子「うたかたのかさね」
こっちを見るのを忘れないように。
別館なので、気づかずに帰っちゃう人がいるかもしれませんが、こちらも本当に素晴らしい。
特別出品、宮永愛子さんの「うたかたのかさね」です。
重要文化財 の歴史ある洋館内に、泡のように浮かび上がるチェア。
誰が座るのを待っているのか。
作品1つが、その空間に世界と物語を作ってしまうような。
その感じが好き。
「明日には消えて無くなってるんじゃないか」
そう思えますが、2020/2/9までありますよ。
これまで彼女の作品を
- 「life」(東京、2018) ミヅマアートギャラリー
- 「漕法」(香川、2019) 高松市美術館
- 「漕法はじまりの景色」(東京、2019) ナディッフアパート
と見てきました。
「DOMANI明日2020」展(東京、〜2/16)にある作品も見にいきたい。行けるかな…。
作品が隠れてたりする、遊び心も。
見落とさないようにね。
まとめ
若手の攻めた作品にワクワクし、刺激を受け、
宮永愛子さんの美しい作品に、うっとりした、ホラノコウスケ(@kosuke_art)でした。
開催概要
場所:京都府京都文化博物館
アクセス:地下鉄「烏丸御池駅」5番出口から徒歩3分
住所:京都市中京区三条高倉
会期:2020年1月25日(土)〜2月9日(日)
開演時間:10:00~18:00。金曜日は19:30まで。(入室はそれぞれ30分前まで)
休館日:月曜日
入場料:一般500円、大学生400円、高校生以下無料