アートは身近にあふれてる!
アート大好きライター・講師、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。
東京の街中で、DESIGNART TOKYO 2018を開催中(〜2018/10/28)。
表参道・外苑前・原宿・渋谷・代官山・六本木など約120エキシビションもの体験ができるんです。
実際に行ってみて確かめた、オススメ作品を紹介します。
プレゼントがもらえる場所も、いくつもありますよ!
目次
- DESIGNART TOKYO 2018
- 第1位:時の流れをただ感じる「THE FLOW OF TIME」グランドセイコー
- 第2位:アートとデザインの森@Francfranc Forest
- 第3位:Googleの新しい世界「Google Pixel」@表参道
- 第4位:『Ung Svensk Form/ヤング スウェディッシュ デザイン』ワールド北青山ビル
- 第5位:デジタルなアナログ「FLIP-DOTS」@Y’s Omotesando
- 第6位:アートプロジェクト「2021」藤元明 / 永山祐子@エイベックス
- 第7位:声をあげてデザイン!「ひらけ、自分。」NONIO ART WAVE
- 【まとめ】デザイナート2018の場所、時間など概要
- 発想のヒント
- その他、東京のおすすめアート情報
- コウスケの日常
DESIGNART TOKYO 2018
東京の街が美術館になる10日間
デザイナートな街歩き「DESIGNART」(デザイナート)は、機能と美しさを兼ね備え、日常生活に寄り添い感動を与えてくれるモノやコトを新たに定義した言葉(中略)
「DESIGNART TOKYO 2018」は、その活動の一環として、東京の街をミュージアムに見立て、店舗や施設、ギャラリーを、作品やインスタレーションで包み込み、マクロなレベルでアートを楽しむ新しいスタイルのフェスティバルです。デザイン、アート、ファッション、食、テクノロジーなど、100を超える作品やクリエイターが国内外から集結します。
ではここから、実際に10展まわった私のオススメベスト7を紹介します。
第1位:時の流れをただ感じる「THE FLOW OF TIME」グランドセイコー
表参道駅から徒歩2分。
歩道からビルの地下へ降りる階段、そして下には「Grand Seiko」の文字が見えます。
中には…。
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とても美しいインスタレーションがありました。
ガラスの中には、時を刻む腕時計。
映像は、自然界の時の流れを映し出す。
そして私は、時を忘れてその様子をただ眺めていました。
第2位:アートとデザインの森@Francfranc Forest
青山クリスタルビルB2FのFrancfranc Forestには、数々のアートとデザインがあります。
まず地下へ降りると、EPISTROPHの作品。
映像や音を動かすことができ、ちょっとVJ、DJ気分を味わえます。
こちらは、極薄の和紙で作られた照明作品、坂下麦「SUKI」。
シンプルかつ大胆なフォルムの照明・小関隆一「Oculus」。
そして空の色と同じ自然のメカニズムを再現した光のオブジェ松山 祥樹「Cut Out the Sky」。
これらはそのプロダクトだけでなく、光と影をもデザインしているのが素敵です。
そしてこれらの作品のキャプションは「mui」に表示されます。
木の温もりの中に、冷たいデジタルの文字が浮かび上がるのです。
第3位:Googleの新しい世界「Google Pixel」@表参道
フォトジェニックな空間で、発売前のGoogleスマホ「Google Pixel3」を試すことができます。
説明を聞いたりが若干面倒ですが、AIを駆使したカメラ機能や、キャラクターと一緒に自撮りできるAR機能など、楽しめます。
この詳細は別記事にまとめました。
第4位:『Ung Svensk Form/ヤング スウェディッシュ デザイン』ワールド北青山ビル
ワールド北青山ビル 1Fエントランスでは、『Ung Svensk Form/ヤング スウェディッシュ デザイン』を開催。
ファッションから、
家具、
テキスタイル、工芸まで、あらゆるジャンルの若手デザイナー29人の作品を一堂に展示しています。
そしてここはDESIGNART TOKYO 2018」のインフォメーションセンターも担っており、アンケートに答えるとなんと先着でバッグがもらえます。
APOLISとのコラボで、かなり丈夫なキャンバス生地なんです。
女性がこれを肩からかけてアート巡りしていたらオシャレで可愛いし、男性もクラッチバッグ的に持つなら良いかも。
第5位:デジタルなアナログ「FLIP-DOTS」@Y’s Omotesando
Y’sの店頭、そして奥に、なにやらアートが見えます。
「FLIP-DOTS」は、無数の白黒ドットのチップがパチパチ音を鳴らしながら反転してグラフィックを描くサイネージです。
次々と変わる絵に、思わず見とれてしまいます。
今回の「MEDIUM for FLIP-DOTS」は、鏡面加工されたFLIP-DOTSとプロジェクターの光を組み合わせて店内に光を散りばめているのも楽しい。
…でもここ、服屋さんです。
第6位:アートプロジェクト「2021」藤元明 / 永山祐子@エイベックス
エイベックス本社ビルを外から見ると、赤い一直線のラインと、「2021」の大きな文字。
そして、階段の覆い尽くす謎の球体…!?
いえ、球体ではありません。
巨大な尖った物体とモニターが階段を覆い、エスカレーターしか使えなくなっています。
大胆な作品ですね。
アーティスト・藤元明と建築家・永山祐子によるインスタレーションです。
アートプロジェクト「2021」は、2020年のオリンピック・パラリンピック後の東京、そしてその先の日本を考えます。
このエイベックスビルは、新国立競技場と六本木ヒルズを含む東京ベイゾーンの2方向を結んだ位置。
会場の持つ都市軸に、2021年に焦点を合わせた時間軸を重ねています。
第7位:声をあげてデザイン!「ひらけ、自分。」NONIO ART WAVE
表参道駅の交差点を見上げると、ビルに「アートでひらけ、自分」の文字。
思わず気になって、吸い寄せられていきました。
これは、現代の若者のコミュニケーションを応援するオーラルケアブランドLION「NONIO」主宰のアートプロジェクト「NONIO ART WAVE」。
ビルの1階では、マイクに向かって60秒、声を出します。
すると、声質や声量などによってあなただけのデザインが画面に作られていきます。
隣の男性が本気で歌っていてビビりました。
私は「あー」とか「わー」とか言うのが精一杯です…。
二階へ上がると、完成したあなただけのデザインをプリントしてくれます。
それをボトルに貼って、あなただけのマウスウォッシュのボトルが完成です!
無料でもらえちゃいます。
自分だけのボトルをギャラリーに置いて、みんなが見ているという優越感に浸ることもできます。
【まとめ】デザイナート2018の場所、時間など概要
他にも色々な作品を楽しむことができますが、多くはお店や製品のプロモーションを兼ねています。
「SNSにいま目の前でアップしてくれたらもう1つプレゼントします!」と勧められ「下手くそ!」と思ったり、アートに無関心そうなスタッフがアート作品の上で作業していた某自動車ディーラーで残念な気持ちになったり、アートを見に行ったジュエリー店で営業をかわしてサクッと逃げたりと、様々な体験ができました。
アートとプロモーションを絡めるのは、簡単なようで難しいのか。
とはいえ、このDESIGNART TOKYOは様々な作品を見られる貴重な機会です。
アートに関心がないスタッフがアートを扱うのは難しいと感じた、ホラノコウスケ(@kosuke_art)でした。
場所:表参道・外苑前/原宿・明治神宮前/渋谷・恵比寿/代官山・中目黒/六本木など約120エキシビション
会期:2018年10月19日(金) 〜10月28日(日)
開演時間:各会場による
発想のヒント
その他、東京のおすすめアート情報
コウスケの日常
Bang & Olufsen のBeoplay E8がほしいな。