アート大好き、ホラノコウスケ(@kosstyle)です。
アートといえば、絵画、彫刻、パフォーマンスなど色々ありますが…。
テオ・ヤンセンの作品はなんと、人工生命体なんです。
三重県立美術館で、実際に見ることができました。
テオ・ヤンセンとは
「21世紀のレオナルド・ダ・ヴィンチ」と称されるオランダ出身のアーティスト、テオ・ヤンセン(Theo Jansen)。彼は、風で動くアート作品「ストランドビースト(Strandbeest)※」という、大型の造形物の展覧会をアメリカ、スペイン、フランス、ロシア、アルゼンチン、韓国など世界各地でおこなっており、キネティック・アートの巨匠として人気を博しています。
ストランドビースト???人工生命体???という感じですよね。
これがとにかく、すごいんです。
実際の様子
三重県立美術館の入り口を入るとさっそく、巨大なビーストが迎えてくれます。
いろいろなビーストや動画、化石(過去に使っていた部品)などの展示がありますが、注目はデモンストレーションです。
この巨大なビーストを実際に動かしてくれました。
動画を見ると、よく分かります。
運良く、テオ・ヤンセンのプロモーターをしている方が解説してくれました。
足はこんなふうになっています。
ペットボトルなどの廃材で作られていますが、なんと風だけでこの120kgの巨体が動くんです。
驚いたのは、単に風に押されて前へ進むというものではないということ。
障害物に当たったり水を感知すると、逆へ進んだりするという高機能。
こんなに手作り感満載なのに。
他にも、こんなビーストたちがいました。
まとめ
あくまでアーティストのテオ・ヤンセン。これをビジネスにしようというのではないといいます。
彼は、廃材や空気を使ってこういった作品を作りました。
これをヒントに、芸術の分野なり、エンジニアの分野なり、エコロジーの観点なり、自分なりのイメージを膨らませて、自分なりの作品に取り組んでほしい。
そんなメッセージがあるのだとか。
そういうのって大事ですね。
自分の仕事や生活と分野が違っても、そこから何かヒントを得ることができます。
残念ながらこの展示は、2017/9/18(月祝)で終わりました。
日本で次は、北海道であるとのこと。
楽しみですね。
コウスケ(@kosstyle)でした。