解剖して、触れてみたい。
最果タヒさんの脳の奥の奥に。
1年で536展のアートを巡ったライター・講師、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。
名古屋パルコ西館6F・パルコギャラリーにて、『最果タヒ展 われわれはこの距離を守るべく生まれた、夜のために在る6等星なのです。』が開催されています(〜2021/2/28)。
その後2021/3/5からは大阪・心斎橋パルコでも開催予定です。
こんなに素敵な展示でした。
目次
『最果タヒ展 われわれはこの距離を守るべく生まれた、夜のために在る6等星なのです。』
スマートフォンで詩を書き、現代の感情を繊細かつ鋭く表現する最果タヒの作品発表の場は、書籍はもちろんインターネット上にもとどまりません。今回の「詩の展示」は至る所に詩が展開された空間を、読者が歩き回って体験するインスタレーションです。会場にあるのは、作品があなたに読まれ、初めて意味を持つものであってほしいと願う、最果タヒによる「詩になる直前」の言葉たち。
本とは違う、詩の体験
これは「体験」です。
さほど広くないこの川を54分、行ったり来たり、流れ流され。
詩の岩はゴツゴツしてて
私はぶつかり、ぶつかられ。
この先の人生の川下りも
丸く小さく削られはしないな。
私も割と、ゴツゴツしてるわ。
アイデアいっぱいの展示
現代アート好きな私は、最果タヒさんを、詩人というよりアーティストとして認識しています。
新しい表現をしている、その点が好きなんです。
あえて分かりにくい写真を選んでいます。
ぜひ会場で楽しんでください。
iPhoneのスクリーンが割れてるのは、狙いかな?
まとめ
ミニ本付きチケットにすると、家に帰ってからも余韻に浸ることができますよ。
ホラノコウスケ(@kosuke_art)でした。
展覧会の詳細
場所:PARCO GALLERY NAGOYA
アクセス:地下鉄・矢場町駅から直結
会期:2021年2月13日(土)~2月28日(日)
開演時間:11:00~20:00 ※最終日は18:00まで
休館日:2/17(水)
入場料:一般800円(税込)、ミニ本付チケット1,800円
場所:心斎橋パルコ14F パルコイベントホール
会期:2021年3月5日(金)〜3月21日(日)
開演時間:11:00〜20:00
入場料:一般800円(税込)、ミニ本付チケット1,800円
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コウスケの日常
また買ってしまったが、今度こそいい感じ。長く使いそう。