自分を、世界を再表現する方法:Nerhol「Representation」@YKG(六本木、〜2018/7/5)





自分を、世界を、違う視点で観るには?

アート大好きライター・講師、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。

六本木のYKGにてNerhol「Representation」を開催中(〜2018/7/5)。
そこへ行っていると、ドキッとすることがありました。

Nerhol「Representation」@YKG

東京、六本木駅3番出口より徒歩2分。
YKGギャラリーへやってきました。

開催されているのは、Nerhol「Representation」。
飯田竜太と田中義久の二人からなるアーティストデュオNerhol(ネルホル)の新作展です。

Nerholはこれまで人物、街路樹、動物、水、あるいはネット空間にアップされた画像データや記録映像等を素材に作品を制作してきました。ある素材を100枚、200枚におよぶそれぞれ異なる写真におさめ、それら全てを束にして彫刻することで生み出される図像は、被写体が持つ時間軸をも歪ませるようで、Nerhol独自の作品世界を築いてきました。

本展「Representation」では、はじめての試みとなる鏡面を素材とした作品を発表します。

Nerhol 「Representation」


こんな作品が、いくつも並んでいます。
…バリバリに割れた鏡?

じっくり観察してみましょう。

作品を見ていたら、見えたもの

……!

作品を見るはずが、自分自身を見ていました。
いつもと違う、自分の姿を。

本展「Representation」では、はじめての試みとなる鏡面を素材とした作品を発表します。そこでは、特定のモチーフが素材に用いられることはありません。刻まれた鏡面の層は、乱反射する像を生み出すメディアとして機能し、その前に立つ鑑賞者や周囲の環境を様々に映し出します。つまり、特定のイメージを提示することを止めた作品が、逆説的に多様な像を生み出すことになるのです。歪んだ鏡面は生産と消失という相反するものを抱えこんだ装置となり、私たちにとってイメージとは何であるか? を問いかけてくるようです。

Nerhol 「Representation」

あなたが見たときは、どうなるでしょう?

作品を通して見るあなたをイジりたい、ホラノコウスケ(@kosuke_art)でした。

展示名:Nerhol- Representation
場所:YKG Gallery
住所:東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル2F
会期:2018年06月09日 ~ 2018年07月05日
開演時間:12:00から18:00まで
休館日:月曜・日曜・祝祭日
入場料:無料

コウスケの学び

ホラノコウスケ
身近なものを、アート(仕事)に変える。

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今日のひとこと

ホラノコウスケ
良くも悪くも、心臓がバクバクいうような体験を最近していないな。


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ABOUTこの記事をかいた人

講師、フリーライター。愛知県在住。 トニー・ブザン公認マインドマップ®・インストラクター、Points of You®認定トレーナーとして、「頭の使い方」を楽しく体験できるワークショップを開催。名古屋を中心に、全国で大好評。 またフリーライターとして、タウンワークマガジンなどのサイトに執筆。 詳細プロフィールはこちら