今、わたしが最もその才能に嫉妬するアーティスト・蓮沼執太。
枠にとらわれず自由に、新しいものを生み出し、人の心の温度を変える。
蓮沼執太と音楽と私
ここに、心を置きたかった。
脳が、心と体へ優しく声をかける。
揺れていいよと。
「全方位型フィル」こんな近くで聴きたい。
「一斉に振り向く光の中
一緒に行こうと行ったのは誰?
熱烈なノックの中 ぼくは生まれる
時をたずね、たばね。」
3〜10歳までピアノを習っていた私。
その後はロックに目覚め、ギターを独学で。
あのときロックスターたちに学んだんだ。
「違う」ことがカッコいいんだと。
「違う」ことに価値があるんだと。
蓮沼執太フィルは、ジャンルレス。
クラシック楽団のようでありながら、ラッパーがいたり何拍子?という曲だったり。
かがやく個性たちを1つにたばね、唯一無二を生み出す。
優等生と不良のまじりあうクラスも、蓮沼執太「先生」なら、うまくまとめそうだ。
優等生と不良のまじりあう私は、彼のそこに惹かれるのだろうか。
最近知ったが、名古屋城本丸御殿のトレーラームービーの音楽まで、彼が担当していた。
愛知県民の私、かつてこの地でワークショップを開催した私が、
蓮沼執太とつながった。
蓮沼執太とアートと私
蓮沼執太の表現は、音楽だけにとどまらない。
2018年に最も衝撃を受けたアートの1つは、蓮沼執太の個展だった。
管楽器の廃材。
踏むのに躊躇した。
でも踏んで歩くと、彼らは喜んでいるようだった。
私と彼らは、音を奏でた。
少し離れた見知らぬ女子が奏でる音と、アンサンブル。
会話を交わさずつながった、女子と楽器、私と楽器、女子と私、
私たちと蓮沼執太。
そこに蓮沼執太はいないのに。
草を分けて歩く
彼は、音楽や美術についてほぼ独学だという。
だから、「枠」がないのかもしれない。
だから、自由なのかもしれない。
人の言うことを聞くいい子ちゃんになれない私は
人がまだ歩いていないところを歩いて
道を作らなきゃ。
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コウスケの日常
ってのが興味深い。コロナの話。
変わらなきゃいけなくならないと、人は(世の中は)なかなか変わらない、ということか。