ビルを真っ二つに切る男。ゴードン・マッタ=クラーク展の混雑状況、所要時間、見どころは?(東京国立近代美術館、〜2018/9/17)





あなたが最後に「ぶっとんだこと」をしたのは、いつですか?

アート大好きライター・講師、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。

東京国立近代美術館にてゴードン・マッタ=クラーク展を開催中(〜2018/9/17)。

「ぶっとんだチャレンジを楽しんでいるか?」
「そんな平凡な人生で良いのか」

そう問いかけられているような、とんでもない展示です。

ゴードン・マッタ=クラーク展@東京国立近代美術館

東京メトロ東西線「竹橋駅」 1b出口より徒歩3分。
東京国立近代美術館へやってきました。

《ごみの壁》

外にも作品がありました。
1970年にゴードン・マッタ=クラークによってオリジナルが作成され、その後、様々な土地でごみを使って再制作が行われている作品《ごみの壁》。
本展では東京の街のごみで、早稲田大学建築学科の学生と共同で制作したのだそう。

中も期待できますね。

ビルディング・カット

ビルを大胆に、しかし美しくカットした様子の写真が並んでいます。

こちらはその模型。
ビルの壁など、美しく円状にカットしているのが分かります。

丸く切り抜かれたビルなんて、見たことありますか!

こんなパターンも。

そしてこれが、真っ二つに切られたビル!

分かりますか?
なんと、のこぎりでビルを切っているんです!!

「ビルを真っ二つに切ろう」なんて考えたことがありますか!?
この「発想」がアートです。

壁を抽象化し、作品にした《壁=紙》

これ、何だと思いますか?

取り壊し途中の建物の壁の写真を、新聞用紙に印刷したものなんです。
色付け・抽象化され、とてもユニークなアート作品になっています。

街の落書きを作品に変える《グラフィティ・フォトグリフス》

これは街なかの壁や地下鉄に描かれたグラフィティをモノクロ写真に撮り、一部を着色した作品です。
展示の仕方もユニークですね。

その他、ユニークな作品の数々

これは…、泡だらけになって時計台にぶら下がるというアートの動画です。
何とも言えないシュール作品。

他にも…、現地でぜひご覧ください。

まとめ

他の誰も思いつかない・やらないことをやる。
これぞアート!と感じます。

ゴードン・マッタ=クラークくらい豪快な男になりたい、ホラノコウスケ(@kosuke_art)でした。

展示名:ゴードン・マッタ=クラーク展
場所:東京国立近代美術館
住所:東京都千代田区北の丸公園3-1
会期:2018.6.19 – 9.17
開演時間:10:00-17:00(金曜日・土曜日は10:00-20:00)
休館日:月曜日(祝日または祝日の振替休日となる場合は開館し、翌日休館)、展示替期間、年末年始
入場料:一般 1200 円 / 大学生 800 円 ※同時開催の「MOMATコレクション」、「瀧口修造と彼が見つめた作家たち コレクションを中心とした小企画」も観覧可能

ここから学べる発想のヒント

ホラノコウスケ
あなたが「美しく壊す」ことで価値を生むとしたら?

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今日のひとこと

ホラノコウスケ
「懐かしい」は新しいものより簡単に気を引くことができるなぁ。
とんねるずのTVを見て思う。


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ABOUTこの記事をかいた人

講師、フリーライター。愛知県在住。 トニー・ブザン公認マインドマップ®・インストラクター、Points of You®認定トレーナーとして、「頭の使い方」を楽しく体験できるワークショップを開催。名古屋を中心に、全国で大好評。 またフリーライターとして、タウンワークマガジンなどのサイトに執筆。 詳細プロフィールはこちら