楽しくてたまらない!
アート大好きライター・講師、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。
兵庫県の六甲山にて、六甲ミーツ・アート2018を開催中(〜2018/11/25)。
半日で
- 風の教会とその付近
- 六甲山カンツリーハウス
- 六甲ガーデンテラス
をまわることができました。
中でも素晴らしかった作品ベスト5+αを紹介します。
目次
第1位:久保寛子《やさしい手》@六甲山カンツリーハウス
なんでしょう!この神々しい風景は!
その場で見ても、どうなっているのかよく分かりません。
指先だけがそっと、やさしく、水面についています。
水面をスマホ画面のように、青い指先がシュッと横へスワイプしたら、世界という画面が変わってしまいそうです。
第2位:笠井祐輔《動物たちも景色を見ている》@TENRAN CAFE
これは女子ウケ良いですね。
動物たちと一緒に景色を見ることで完成する作品です。
運よく、作家さんにお会いできました。
実は9/16、これらの作品が何者かに破壊される事件がありました。
しかし作家さんの尽力により、復活したんです。
もともとデザイナーさんとのことで、動物たちもデザインとしての可愛らしさ・美しさが感じられますね。
この景色をきっと、動物たちもどこかから見てる。
どんな想いで、動物たちはこの景色を見ているのでしょう?
第3位:さわひらき《absent》@風の教会
この通路を抜けた先にあるのが。
安藤忠雄氏による「風の教会」と、その中にあるこれらの作品です。
この美しい教会の中に作品を展示するなんて。
でも不思議と違和感がありません。
いつもこうであるかのような空間。
座ってしばらくボーッとしたくなります。
第4位:大木土木とミツヤ電機《おしゃまなユンボ》@風の教会近く
風の教会ちかくですが、うって変わって「落ち着き感ゼロ」の遊び心満載な作品たち。
ショベルカーでハート!
パイプでつくったゲートもあります。
大量の軍手は空や我々に向かって、何を表現しているのでしょう?
これらはまだ「作品」だと分かりやすかったのですが、他の作品を見ずに帰ってしまっていた方を多く見かけました。
よく見ると…、工事現場にありそうでない「作品」が他にもあるんです。
工事現場にありそう?
いや、ないない。
「50m先」ってどこなのか。
「安全第一」って。
ぜんぜん危険です。
でもこういう遊び心、嫌いじゃないです。
いやいや、遊びすぎです。
どこ行ったらいいの!?
第5位:平井里奈《陶の庭》@六甲山カンツリーハウス
えっ!?
芝生の上に、エキゾチックな玉がたくさん。
何気ない風景に、不思議な怪しさがあります。
ここから昔話でも始まりそうです。
その他にも素敵な作品がたくさん!
他にも素敵な作品がたくさんあります。
例えば六甲山カンツリーハウスには。
風の教会近くのグランドホテル 六甲スカイヴィラには…。
風の教会近く、大木土木とミツヤ電機の作品の近くには、土管が。
なんと、中に入って音や光を楽しむ作品なのです。
他にもいくつか会場があり、どれも気になります。
混雑状況、かかる時間は?
おすすめプランが用意されていてとてもわかりやすいので、それに沿っていってみると良いかもしれません。
私は今回、アートプランにそって行きました。
ざっと3時間で、このくらい観ることができました。
- 14:40:風の教会にて、さわひらき《absent》
- 15:00:風の教会近く、大木土木とミツヤ電機《おしゃまなユンボ》
- 15:15:風の教会近く、qvt《無限ホール土管》
- 15:25:グランドホテル 六甲スカイヴィラ、井上裕起《salamander [F1]》
- 15:45:TENRAN CAFE、笠井祐輔《動物たちも景色を見ている》
- 16:05:六甲山カンツリーハウス、表良樹《旅する山2018》
- 16:10:六甲山カンツリーハウス、森太三《色相の船》
- 16:12:六甲山カンツリーハウス、木村剛士《畑になる/人》
- 16:18:六甲山カンツリーハウス、久保寛子《やさしい手》
- 16:23:六甲山カンツリーハウス、平井里奈《陶の庭》
- 16:30:六甲山カンツリーハウス、大宮エリー《とある未亡人の館》
- 17:00:六甲ガーデンテラス、鉾井喬《風の痕跡─六甲山─》
- 17:04:六甲ガーデンテラス、伏見雅之《六甲山光のアート 「Lightscape in Rokko」 ─秋バージョン「秋は夕暮れ」─》
- 17:07:六甲ガーデンテラス、佐川好弘《#ROKKO》
- 17:10:六甲ガーデンテラス、松蔭中学校・高等学校 美術部《それゆけ!てんしろうくん》
六甲ガーデンテラスで食事もでき、夜は夜景がキレイです。
もうちょっと時間があれば、他にも行きたかったなという感じです。
- 六甲有馬ロープウェー 六甲山頂駅
- 六甲高山植物園
などにある作品も見たかったなというところです。
充分楽しめたけど、見られなかった作品が気になってたまらない、ホラノコウスケ(@kosuke_art)でした。
会期・時間・入場料など詳細まとめ
会期:2018年9月8日(土)〜11月25日(日)
開演時間:10時~17時(会場により17時以降も鑑賞できる作品あり)
休館日:会期中無休
入場料:大人(中学生以上)2,000円、小人(4歳~小学生)1000円
発想のヒント
その他、おすすめアート情報
コウスケの日常
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