豊田の街中で現代アート!『Windshield Time わたしのフロントガラスから 』オススメルート、見どころは?





あなたも、非日常の世界へ!

2018年だけで326展のアートに触れたライター・講師、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。

愛知県の豊田市駅の付近で、『Windshield Time わたしのフロントガラスから 』が開催されています(〜2019/2/11)。

豊田市で本格的な現代アート展は初とのこと。
実際に行ってみてわかった、オススメルート、見どころなど紹介します。

『Windshield Time わたしのフロントガラスから』とは?

豊田の街なかで初めての本格的な現代美術展が始まります。
大正期の料亭で現在は加茂蚕糸の工場跡に建つ喜楽亭をはじめ、
豊田市駅周辺の空き店舗や市役所をはじめとした公共施設などで様々な時代の息吹を嗅ぎながら、
現代の美術作家9組の新作を通して、私たちが日常を過ごす〈公と私という境界〉を見つめます。

あいちトリエンナーレ地域展開事業

愛知県豊田市といえば、トヨタ自動車。車の街です。

車という個人的な空間が、公的な外部を走る。
そんな、プライベートとパブリックのあいまいな境界が、フロントガラスです。

これをテーマに原題の作家たちは、どんな世界を見せてくれるのでしょうか?
7つの会場すべて、紹介します。

1. 喜楽亭

一番オススメの会場です。
豊田市駅から徒歩6分。
豊田産業文化センター敷地内にある喜楽亭です。

入り口にさっそく。
これは何でしょう?分かりますか?

小栗沙弥子《カード》

畳中に広がっているもの、なんだと思いますか?

子供の頃にこんなことをしたら、きっと母親に怒られたでしょう。
でも、それをする自分を許すのも、アートなのかもしれません。

大きなお金はかかっていないでしょう。
特別な技術も不要。
それでも、私たちをハッとさせてくれる、こんなアートが好きです。

窓ガラスにも。

さて、他の作品も楽しみ、二階へ上がると…。
そこは真っ暗。

タイムスリップした世界。
雨漏りのなか、灯りを囲む時間。
そんな記憶はないのだけど、なんだか懐かしい景色。

そして奥には。

感じる時間、味わう時間。
ただじっと、ただそこで。

意識の境が溶けてくる。
そして、しばらくここにいると…?

あなたはあるものを目にするのです。

 

鳥巣貴美子《苔山》《Pflanze》《Pflanze》

他に、こんな作品も。
時間、天気によって、見え方は変わるでしょう。
これと決めない曖昧さ。淡く、うつろう作品です。

大きな作品もありました。

2. 旧愛知銀行(T-FACE)

さてこちらは豊田市駅前のT-FACE。
裏手にまわると、入り口がありました。

中へ入ると、下と上とで作品が分かれています。
まず階段を下へ降りると、ライトが渡され、真っ暗闇へ。

徳重道朗《あなたのヘッドライトまで》

そこであなたが見るものは…?

 

さて、ビルの上からは、異様な声が聞こえてきます。
おそるおそる上がっていくと…、こちらは明るい。

荒木優光《サミ-ケディ-ラ-ビオ(マイクロコズム》

声の正体は…?

ん…?

ここで流れるのは、Jリーグ名古屋グランパスの本拠地、豊田スタジアムの映像。
声楽家がスタジアムの各地で歌う様子を、4つのポイントで録音したものが、この旧銀行の様々な部屋から聞こえてきます。

それぞれの声が響き合い、合唱のようになるも、全体像は見えない。
感じたことのない違和感に包み込まれます。

3. 豊田市駅

さて、ここは豊田市駅。
その空き店舗が会場です。

松田るみ《/》

「公/私」の間にある境界線。それはどこにあるのか?
この空き店舗の外側を撮影した映像が、内側に流れる。

そして、中にいる私も映る。

公/私。外/内。
自分以外の世界との関わり方を考える、独特の時間です。

4. 豊田参合館

コタケマン《みんなの塔》

実はこれ、旧豊田東高校の黒板を利用して作られています。
この反対側には、みんながチョークで思い思いに書いた、文字やイラストが。

5. 西町会館

こちらでは、二階の部屋へ入ると…。

津田道子《歩くことの条件》

たくさんのフレームが無造作に並んでいます。

人がいるフレーム。
いないフレーム。

そんな中を歩きながら、あなたは何を思うでしょうか?

6. 豊田市役所

豊田市役所にも、現代アートがあるんです。

これは市役所の窓ガラスに、そこから見える景色をトレースしたというもの。

また、エスカレーターを上がり、連絡通路を渡って南館へ行くと、そこにあるものは…?

7. 豊田大衆芸術センター

地図を頼りに来てみたら、なんと「旅館」の文字。
そう、ここは元旅館なんです。

入って右にある靴箱には、こんな素敵な仕掛けが。

たくさんありますが、全部見てみたくなります。

 

こちらの部屋は、参加型とのこと。
壁中に車や¥、人など様々なマークが。

マーカーで自由に落書きできます。
作家さんも絵を描いたり、その場にしゃがみ、流れる音楽を変化させていました。

¥の上から木を描いてみました。
深い意味はありません。
見た人が勝手に意図を想像しても面白いですね。

 

一方こちらは、なんだか異様な雰囲気。
中にあるのは…?

 

他にも、各部屋ごとに様々な展示があります。

分かりやすく、豊田市らしい作品も。

…脚!!

所要時間は?

この『Windshield Time わたしのフロントガラスから』は、全て無料で見ることができます。

かかる時間について、ゆっくり見たい方は3時間はみておくと良いでしょう。
私は既に2回行ったのですが、

  • 水曜 :14:50〜17:00の2時間10分で5つ
  • 土曜:15:00〜17:00の2時間で3つ

でした。

オススメルートは?

時間に余裕のない場合、見たいものから順に見るのが良さそうです。
「時間が足りず、見られなかった!」なんてことにならないために。

個人的なオススメルートは、以下です。
所要時間と駐車場についても紹介しておきます。

  1. 喜楽亭(所要時間 早くて15分、ゆっくりで50分。無料になる駐車場あり)
    ↓徒歩8分
  2. 旧愛知銀行豊田支店(15分。近くに有料駐車場あり)
    ↓徒歩2分
  3. 豊田市駅下空店舗(5分。近くに有料駐車場あり)
    ↓徒歩4分
  4. 豊田参合館(5分。近くに有料駐車場あり)
    ↓徒歩3分
  5. 西町会館(10分。建物前に少し駐車場あり?)
    ↓徒歩5分
  6. 豊田市役所(10分。駐車場あり、無料?)
    ↓徒歩5分
  7. 豊田大衆芸術センター(所要時間30分、建物前に少し駐車場あり?)

まとめ

近所でこんなに素晴らしい現代アートのイベントがあり、感動しているホラノコウスケ(@kosuke_art)でした。

展示名:「Windshield Time – わたしのフロントガラスから 現代美術 in 豊田」
アクセス:名鉄・豊田市駅から徒歩圏
会期:平成31年1月19日(土)から2月11日(月・祝)
開演時間:10:00 –17:00
休館日:なし
入場料:無料

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ホラノコウスケ
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コウスケの日常

ホラノコウスケ
すごく気になるアート展が、なんと24日間連続で毎日違う内容、毎日違う時間だ。
アイデアが面白すぎる。
2回くらいは行きたい。


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ABOUTこの記事をかいた人

講師、フリーライター。愛知県在住。 トニー・ブザン公認マインドマップ®・インストラクター、Points of You®認定トレーナーとして、「頭の使い方」を楽しく体験できるワークショップを開催。名古屋を中心に、全国で大好評。 またフリーライターとして、タウンワークマガジンなどのサイトに執筆。 詳細プロフィールはこちら