「Moving Plants」渡邊耕一 展@資生堂ギャラリー(銀座):イタドリの底知れぬ生命力





アート大好き、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。

ここは東京・銀座。
資生堂ギャラリーにて、「Moving Plants」渡邊耕一 展が開催されています(3月25日まで)。

 グイグイと迫りくる生命力。
私の生きざまに対して、「お前はそれで良いのか」と問いかけてくるようでした。

「Moving Plants」渡邊耕一 展@資生堂ギャラリー

渡邊は、10年以上の歳月をかけ「イタドリ」という雑草の姿を写真に撮り続けています。「スカンポ」とも呼ばれるこの植物は、日本各地に生息し、古来より薬草あるいは食材としても知られています。しかし、約200年前に、当時長崎に滞在したシーボルトによって園芸用のアイテムとして日本からヨーロッパに持ち出されたことをきっかけに、その強い生命力から世界各地に広まり、今日ではその土地の生態系を変えてしまうほど繁殖していることはあまり知られていません。(中略)

本展では、渡邊の「Moving Plants」シリーズから18点の写真作品、2点の映像作品を中心に展示します。渡邊がこのプロジェクトを通じて捉えた「イタドリ」の姿は、強い侵略性のある植物でありながらも、自然の有機的な美しさを湛えた底知れぬ生命力を感じさせます。

開催中の展覧会 | SHISEIDO GALLERY 

資生堂ビルを地下へ降りると、作品たちがあります。

イタドリの底知れぬ生命力

写真撮影ができる場所が限られていましたので、二枚だけ。


じっと眺めてみてください。
まるで葉っぱがそこにあるかのような、浮き出て見えるような、とてもリアリティある作品ですね。

 


三枚並んだパネルの写真をじっと眺めていると…、地下のギャラリーにいながらまるで、草原にいるかのような。
私の心にまで侵略してくる生命力を感じました。

まとめ

同じ日に、先に紹介した銀座エルメスでの霧の作品を見ていたので、

  • 自然とアートとの関係
  • 自然と自分との関係

なんてことを考えました。


余談ですが、この資生堂ギャラリーはエレベーターのボタンまでアートです。
カッコイイ。

展示名:「Moving Plants」渡邊耕一 展
場所:資生堂ギャラリー
住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
会期:2018年1月13日(土)~3月25日(日)
開演時間:平日 11:00~19:00 日曜・祝日 11:00~18:00
休館日:毎週月曜休(月曜日が祝日にあたる場合も休館)
入場料:無料

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相手の為を思っているのか。自分の正しさを証明したいのか。
コウスケ(@kosstyle)でした。

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講師、フリーライター。愛知県在住。 トニー・ブザン公認マインドマップ®・インストラクター、Points of You®認定トレーナーとして、「頭の使い方」を楽しく体験できるワークショップを開催。名古屋を中心に、全国で大好評。 またフリーライターとして、タウンワークマガジンなどのサイトに執筆。 詳細プロフィールはこちら