日常の風景に、アートなアイデアがいっぱい。
アート好きライター・講師、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。
東京・銀座のPOLA MUSEUM ANNEXにて、「イメージと投影」が開催中(2018.3.23-4.22)。
4人のアーティストの作品が展示されています。
目次
村上 亘(Wataru MURAKAMI)
Wataru Murakamiさんの作品は、自分や自分自身を客観視しています。
自分を客観視するには、動画や写真がいい。
たとえば私の場合、住み慣れた自分の部屋を写真に撮って見てみると初めて、「なんて汚い部屋だ」と気づくのです。
冨田 香代子(Kayoko TOMITA)
特に私が心惹かれたのは、Kayoko Tomita さんのこの作品。
母国語の違う9人に同じ映像を見せ、オノマトペ(擬音語・擬態語)で表現してもらう作品。
同じものを見ても、こんなに感じ方・表現が違うのかと。
外国人に対しては「違って当たり前」「違いが面白い」と思える。
なのにどうして日本人同士だと「同じで当たり前」「あなたは何で私と違うの」「どうして私のこと分かってくれないの?」と思ってしまうのでしょう。
今村 綾(Aya IMAMURA)
他にもユニークな作品が空間を作っています。
こちらは今村 綾(Aya IMAMURA)さんの作品。
西洋絵画の「女性とヴェール」の寓意からインスピレーションを得ているとのこと。
古川 あいか(Aika FURUKAWA)
こちらは古川 あいか(Aika FURUKAWA)さん。
毎日同じように布団に出入りするのに、その「しわ」は1つとして同じではない。
その布団のしわをモチーフとして作品を作るとは、とてもユニークです。
まとめ
他にも作品がありますので、ぜひ現地で感じてみてください。
もしかしたら、あなたを投影していると感じる作品があるかもしれません。
場所:POLA MUSEUM ANNEX
住所:東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル 3階(銀座一丁目駅 7番出口すぐ)
会期:2018年3月23日(金)-4月22日(日)
開演時間:11:00-20:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:4月16日(月)休館
入場料:無料
コウスケ(@kosstyle)でした。