ほんとかよ!
トニー・ブザン公認マインドマップ・インストラクター、ホラノコウスケ(@kosstyle)です。
とても気になるタイトルの本がありました。
本『世界のエリートは10冊しか本を読まない』です。
大切な10冊を繰り返し繰り返し読む、ということでしょうか?
そもそも、10冊って月10冊?年10冊?
今日は本書から、3つのポイントを紹介します。
1. 机に本を10冊だけ置く
「10冊読書術」とは、自分の課題に直結する本を10冊だけ選ぶ。
10冊をデスクの上に置く。
そして、その都度、参照する。ただそれだけです。
P.7
本『世界のエリートは10冊しか本を読まない』のタイトルの意味は、そういうことだったんですね。
これにより、以下の効果があるといいます(詳細は本を確認ください)。
- アテンションがはっきりする
- リマインダーになる
- 実践につなげやすい
確かに、100冊の本が置いてあるよりも10冊だけ置いてあるほうが、今の自分の課題を意識しやすく、行動にもつながりやすそうです。
たとえば「部下とのコミュニケーションがうまくいかない」という課題があったら、それに関する本を10冊だけ(?)机に置くということですね。
2. 課題解決のために役立つ箇所だけ読む
本は最後まで読まなくていいと私は思います。
本は、課題を解決するためのヒントや答えが書いてある箇所だけを読めばいいのであって、それ以外のページは読まなくてもかまいません。「得たいことさえ得られたら、それでよし」
P.85
同感です。
本を「読む」というより「使う」というイメージ。
ただ、得たいことが得られる場所を探すのが大変ですよね。
目次で探せば良いですが、ハズレる場合もあるし、そこだけ読んでも「満足感」が得られないこともあります。
私が提唱する「1冊50分!マインドマップ®・リーディング」では、このあたりを解消します。
3. 読後にする行動を書く
アメリカ人は、何が書いてあったのかという本の内容を重視していません。要約をまとめることも、大切な一文を抜き出すこともありません。
その代わりに書き残しているのが、「ネクストステップ」です。
本を読んだあと、「この本に書かれてある理論を今の自分のシチュエーションに当てはめたらどうなるのか」と、自らの次のステップを考え、自分なりの結論を書き留めています。P.48
「この本に書かれてある理論を今の自分のシチュエーションに当てはめたらどうなるのか」という部分が非常に重要と考えます。
「本に書かれていること」と「自分ごと」をつなげて考える。
これができない方がいるのです。
私は何でも自分とつなげて考えるのが好きです。それが楽しいのです。
たとえば飲食店へ行ったら、「私が店長なら、この店をどう改善するだろう?」などと勝手に考えます。
読書も同様。
読みながら、あるいは読後に、「自分に当てはめると…?」「自分のどんな場面で使えるだろう?」と考えることが大事ですね。
それをしなければ、何のためにその本を読むのでしょう?
まとめ
本の「使い方」が知りたければ、本書を読んでみると良いかもしれません。
一方、マインドマップ・インストラクターの私は、マインドマップ®・リーディングという独自の読書術を開発、毎日実践しています。
1冊50分で読み、それを活かすメソッドです。
誰でもその場ででき、マインドマップの頭の使い方と読書術を一度に学べる、お得な講座です。
ラクしてしまっているかもしれない。
コウスケ(@kosstyle)でした。