あなたの強みは何ですか?
答えられますか?
ストレングス・ファインダーで診断すると、自分の強みを5つ教えてくれるのは有名です。
その本が『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版ストレングス・ファインダー2.0』として新たに登場しましたので、試してみました。
その結果…。
ストレングス・ファインダーとは
本『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』を購入し、中にあるコードをWebサイトに入力、170くらいの質問に答えると、あなたの強みを5つ教えてくれます。
あなたの強みは何でしょう…?
私の結果は…
さて、
- マインドマップ®・インストラクター
- POINTS OF YOU®トレーナー
- フリーライター
として活動している私は、はたして強みを活かせているのでしょうか…?
前回の結果と比較すると、驚くべき結果に。
前回:
- 収集心
- 着想
- 内省
- 最上志向
- 個別化
今回:
- 着想
- 収集心
- 適応性
- 最上志向
- 個別化
なんと、前回と比較しても5つのうち4つは同じですね。
また、自分の大きな特徴と思っていた「内省」が外れた!と驚いたのですが、6位にありました。やっぱり。
(6位以降は追加料金を払うと確認できます)
本書では、それぞれの特徴や行動アイデアが書かれており、とても参考になります。
ここでは例として、私の5つの資質について見ていきましょう。
1.着想
あなたは複雑に見える表面の下に、なぜ物事はそうなっているかを説明する的確で簡潔な考え方を発見すると、うれしくなります。
P.166
私はマインドマップ®やPOINTS OF YOU®のセミナーで、私独自の解釈もお伝えします。
それは人から習ってもいないし、他のインストラクターやトレーナーは話していない内容です。
自分が見つけた「こう考えると分かりやすいよ」をお伝えすることに、喜びを感じています。
着想とは結びつきです。あなたのような考え方を持つ人は、いつも結びつきを探しています。見た目には共通点のない現象に何となくつながりがありそうだと、あなたは好奇心をかき立てられるのです。
P.166
マインドマップ®とPOINTS OF YOU®はまさに、結びつける発想法です。
それをお伝えしている私の1番の強みがこの「着想」というのは、嬉しいですね。
着想とは、皆がなかなか解決できずにいる日常的な問題に対して新しい見方をすることです。あなたは誰でも知っている世の中の事柄を取り上げ、それをひっくり返すことに非常に喜びを感じます。それによって人々は、その事柄を変わっているけれど意外な角度から眺めることができます。
P.166
これが行き過ぎて(?)、打ち合わせなどでも常に「逆を考えるとどうだろう?」「今ここで出ていないアイデアは何だろう?」と考えて発言するため、
- ひねくれている
- 考えが合わない
- おかしなやつだ
と思われがちです(笑)。
しかし何を思われようが、そこにない考えを出すことに喜びを感じるのです。
さて本書には「行動アイデア」も書かれています。
「着想」を資質としてもつ人への行動アイデアとして10項目あるうち、以下が特に気になりました。
マーケティングや広告、ジャーナリズム、デザイン、新商品の開発など、あなたのアイデアが功績となり、それで対価を得る仕事を探しましょう。
P.168
以前よりはそういう仕事ができていますが、もっとできることがある気がしています。
他にどんなことができるか?と、マインドマップ®でアイデア出ししてみよう。
2.収集心
あなたは知りたがり屋です。
P.119
はい。とにかく情報を集めるのが好きで、たとえばそれは読書好きなところに表れています。
また人の話を聞くのが好きですし、周りには新しい情報を発信している友人がたくさんいます。
行動アイデアのうち、以下が気になりました。
珍しい事実やデータ、アイデアを無意識に集めていないでしょうか。もしそうなら躊躇せずに専門家の道を進みましょう。<収集真>の資質に従うだけで、その分野の権威となるかもしれません。
P.122
ありました。
さっそく面白いイベントの企画を思いついたので、年内には実行したいと思います。
3.適応性
あなたにとっては、いまこの瞬間がもっとも重要です。あなたは将来をすでに決まっているものとは考えていません。将来というのは、いまあなたが行う選択によって変わっていくものだと考えています。
(中略)これは計画性がないということではありません。
(中略)たとえ計画が予定通りに行かなくなったとしても、<適応性>の資質によって、あなたはそのときどきの状況に容易に対応することができるのです。P.176
実は最近、二人の方から「行き当たりばったりだよね」「計画性がない」と言われました。
計画がないわけではないのですが、目の前の熱中できることを次々を選んでいった先に、自分でも想像していない世界が待っているように感じ、決まったゴールへ向かうよりもワクワクするのかもしれません。
ゴールを決めるのも良いですが、きっと最終的には違うところへたどり着きそう…。
さて、行動アイデアについては以下がありました。
予定通りに行動することが求められる任務につくのは避けてください。こうした任務は、すぐにあなたをイライラさせます。独立心が抑えつけられ、やる気を失うでしょう。
P.178
厳密な手順に従う必要がある業務は避けてください。
P.179
はい、避けました(笑)。
会社員時代の私は、手順書通りに、決められた時間内にいかに多くの作業ができるかという仕事をしていた時期があり、ほとんど死んでいました。
今は、変化に応じて仕事をしています。
つい1年前には想像もしなかったことを今仕事にしていますから、面白いものです。
4.最上志向
優秀であること、平均ではなく。これがあなたの基準です。平均以下の何かを平均より少し上に引き上げるには大変な努力を要しますが、あなたはそこにまったく意味を見出しません。平均以上の何かを最高のものに高めることも、同じように多大な努力を必要としますが、はるかに胸躍ります。自分自身のものか他の人のものかにかかわらず、強みはあなたを魅了します。
(中略)あなたは、あなたを型にはめ、弱点を克服させようとする人々を避ける傾向があります。あなたは自分の弱みを嘆きながら人生を送りたくありません。P.97
自分では全く自覚していなかった、意外な資質です。
ストイックに「最高」を求めているつもりはありませんが、確かに弱みを克服することより強みを活かすことに興味があり、また他人の強みにとても惹かれます。
行動アイデアには、こんなものがあります。
人の成功を助ける職務を探しましょう。コーチングやマネジメント、メンタリングをしているとき、人に教えているとき、強みに着目するあなたは、人々に利益をもたらしている自分に気づくでしょう。
P.99
まさにいま私のしていることであり、より進めたいことでもあります。
5.個別化
あなたはひとりひとりが持つユニークな個性に興味を惹かれます。あなたはひとりひとりの特徴や個性を覆い隠したくないので、人を一般化したり類型化したりすることに我慢できません。むしろ、個人個人の違いに注目します。
(中略)あなたは他の人の強みをとても鋭く観察する人なので、ひとりひとりの最もよいところを引き出すことができます。P.86
以前から、同業者より異業種の方の話を聞くのが好きです。
また、趣味が合う人よりも合わない人のほうが好きです。私の知らないことを知っているから。
行動アイデアの1つは、こちら。
<個別化>の資質を発揮でき、かつ感謝される職を選びましょう。たとえば、カウンセリングやアドバイザー、教職、人間的興味をそそる記事の執筆、セールスなどです。人を個性のある一個人としてとらえるあなたの能力は特別な才能です。
P.88
以前の会社員時代は違いましたが、今は上記にあるような講師・ライターの仕事をしていますので、私の選択は間違っていないようです。
いま思い出しましたが、周りから嫌われている人を私は嫌いではない、ということがよくある気がします。
それもこの「個別化」の資質によるものかもしれません。
まとめ
正直、私はこの手の診断は「あたりまえ」と冷めてみています。
「自分はこうだ」と考えていて、その通りの答えを選ぶのだから、当然の結果が出るのです。
「スゴイ!当たった!」みたいにビックリするものではないということです。
とはいえ、「あなたの強みはこれです」と診断されると、自覚できるのが良いですね。
本書には行動アイデアが書かれていますから、自分の強みを活かしてどうしていけば良いか、ヒントが得られるのもポイント。
さあ、あなたの強みは何でしょう?
それを活かして、何をしますか?
コウスケ(@kosstyle)でした。