キレイな文章より、人を動かす文章を書こう
P.16
本『伝わる言葉に“文章力”はいらない ベテランコピーライターの誰も教えてくれなかった文章術』にこうあります。
ブログも同様。オシャレでキレイな文章は必要ありません。
今日は本書から、あなたのブログ記事で目的を達成するための3つの書き方を紹介します。
1. 知ってもらうには?
大事なのは、一番知らせたいことから文章をはじめることです。
いったいどの「知ってほしいこと」から文章を書きはじめるかを考えてください。P.43
もしあなたがブログを書くとき、本題に入る前にダラダラとムダな導入部分を入れているとしたら。そこがつまらなければ読者はすぐにページを閉じてしまう、ということを覚えておいたほうが良いでしょう。
あなたもブログの読み手のときに、そうしているように。
2. 関心を高めてもらうには?
あなたがブログで紹介する商品やサービス、場所、あるいはあなた自身に対する「関心を高めてもらう」には、どうすれば良いでしょうか?
興味や関心、あるいは好意を高める文章のポイントは、読み手にとって「自分に必要だ」、あるいは「おもしろそうだ」という気持ちをつくりあげることです。
P.45
× 工場が移転します。
○ 新鮮な素材を使うため、産地に工場を移転しました。P.45
相手にとって商品そのものが重要なのではなく、商品が相手にとってどんな価値を与えられるかが重要
P.46
「私には関係ないな」と思われたら終わり。
ブログ記事はもちろん、まず記事タイトルで「自分の関係ある・必要だ」と思って貰う必要がありますね。
読者にどんなメリットがあるのか、読者とどう関係があるのか。
そこを意識して書くと、ずいぶん書き方が変わります。
3. 「行動を起こそう」と思ってもらうには?
「会議に出て欲しい」「参加してほしい」「購入してほしい」など、なんらかの行動を起こしてもらいたいと思って文章を書く場合は、「行動したいと思わせる」ことが目的となります。(中略)
それには、
- 文章の内容に共感してもらう
- 行動する絶好のタイミングだと思わせる
- 行動するのはカンタンだと思わせる
などいくつかの方法があります。
P.50
ブログ記事でも
- 紹介した商品を買ってほしい
- シェアしてほしい
- イベントに参加してほしい
など、「行動してほしい」というのが目的の場合もありますね。
このとき、
- ぜひ買ってください!
- お願いです!シェアしてください!
- イベントに参加お願いします!
などと書くと、読んだほうはシラケます。
ド直球で「お願い」するよりも、相手のメリットを並べれば、自然と行動してくれるのではないでしょうか。
まとめ
この記事でも、一番知ってほしいことを一番最初に書きました。
文章は、ひたすら書き続けないとなかなかコツが掴めない部分もあります。
しかし、そこを何とか要領よくやりたいものですよね。
そこで本書では、「9マス」のマトリックスを埋めていくだけで、すぐに効果的な文章が生まれる、としています。
「もっと伝わるブログを書きたい」、そう思う方はぜひ一読を。
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コウスケ(@kosstyle)でした。