カオス。
1年で326展のアートを巡ったライター・講師、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。
ちなみに今年は既に168展みており、今回紹介する展覧会も、2019年に見た中でも大きなインパクトを残してくれそうです。
上野の東京藝術大学にて開催されている、東京インディペンデント2019です(〜2019/5/5)。
東京インディペンデント2019とは?
東京インディペンデントは自由出品の美術展です。年齢、国籍、民族、文化信条、ジェンダー及びセクシャルオリエンテーションなど一切の社会的区分も、美術教育を受けた経験の有無も問いません。芸術家としての意志があるすべての人に出品する資格があります。
なんと、総勢633人による作品を展示しています。
あまりの作品数の多さから、消防法などに抵触する部分が出て、オープンを延期して調整し4/18に開幕したのだとか。
自由出品の美術展。
原則として無審査だから、まさにカオス。
中には、「怒られないの!?」って作品も…(汗)。
特に気になった作品たち
この方をいじって良いのでしょうか…。
まぁ、良いか良くないかと言ったら良くないかも。
しかし、アートはそういうものではないでしょう。
私はここで、平成の終わりを感じたのでした。
これ素敵。
小さな砂場の中に、文字が散りばめられています。
単語や文章を組み立てたくなる。
633人の作品の中でも、圧倒的な存在感。
すぐ分かりました。
まさかの、名和晃平さんの作品です。
以前見たのは、こんな驚きの作品でした。
有名な作家さんの作品は他にもありますが、お笑い芸人ジャルジャルの作品も。
ぜひ探してみてください。
ヒントは、アーティスト名はJART(ジャール)だということ。
こちらもお笑い系?
くだらないことを全力でやる感じ、嫌いじゃない。
そういう意図があるのか分かりませんが、「ある」角度から見ると、このようにハートに見えました。
他にもユニークな作品多数!
まとめ
ここでは紹介しきれない作品の数々。
そして何より、これらの作品が「集まる」ことでこの場に生まれる「熱」を、この会場で感じてほしいです。
何かみんながざわつくようなことをやらかしたくなった、ホラノコウスケ(@kosuke_art)でした。
場所:東京藝術大学大学
アクセス:JR上野駅(公園口)より徒歩10分
住所:東京都台東区上野公園12-8
会期:2019年4月18日(木)- 5月5日(日)
開演時間:10:00 – 18:00(最終入場 17:30)、5月5日は14:00閉館(最終入場13:30まで)
休館日:なし
入場料:無料