温泉いきたいなぁ。
2019年だけで536展のアートを巡ったライター・講師、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。
愛媛県の道後温泉にてなんと18ヶ月間、道後オンセナート2018が開催されました(2017/9/2〜2019/2/28)。
インスタで知り「いいなぁ」と思い続けて数ヶ月たったとき。
どうにも我慢できなくなり、ギリギリの2019/2/22に急遽、はるばる愛媛へ行ったのでした。
道後オンセナート2018とは
愛媛県松山市「道後温泉」では2017年9月より、4年ぶりとなるアートの大祭「道後オンセナート2018」を開催いたします。
2014年、道後温泉本館が改築120周年の大還暦を迎えたことを記念して開催された「道後オンセナート2014」では、温泉という地域資源に「アート」という新しい魅力が組み合わさり、多くの観光客や市民で道後がにぎわいました。(中略)「道後オンセナート2018」の特徴
今回は〈オマージュ〉(賛歌)をキーワードに、約20名のアーティストの作品が道後の街を彩ります。(中略)
主役はアーティストやアート作品だけではありません。道後温泉だからできること、楽しめることを旅人や地元の人たちとともに作り上げていきます。
道後温泉+アート=道後オンセナート、なわけです。
特に私が知るアーティストでは、以下の方々が名を連ねています。
- 蜷川 実花
- 祖父江 慎
- 大宮 エリー
- 梅佳代
- 日比野 克彦
- 大巻伸嗣
- 尾崎世界観(クリープハイプ)
- 明和電機
- 鈴木康広
「文字」が気になりすぎて。
愛知県に住む私が愛媛なんて遠いところへ行く気になったのは、この作品を観たかったから。
「文字」の使われたアートが最近、すごく気になる中でも、これは観なきゃ後悔する!と思ったのです。
道に描かれた文字もかなりインパクトありますが、温泉(足湯)に文字が浮いてる作品など、道後温泉ならではのアートも素晴らしい。
バンド「クリープハイプ」のヴォーカル・尾崎世界観 氏の手掛ける歌詩をアート作品として、道後の町の各所に様々な形で約10作品展示されていました。
地図を購入すると、それをヒントに温泉街を歩き回って作品を探せるという、とてもワクワクする作品。
もうこれだけで、ここまで来て良かったと思えました。
四方八方がアートな宿
「文字」といえば。
こちらもすごかった。
日本人ならタイトルを知らない人はいない、『坊っちゃん』。
しかし、意外と中身を読んでない・知らない方もいるのでは。
実際に泊まることのできる部屋だが、泊まりの予約はほとんどなかったらしい。
私は泊まりたかったけどな(仕事の都合で日帰り…)。
一方、こちらの宿は。
大宮エリーさんが、この一室を楽園にしてしまいました。
期間限定というのがもったいない。
けど、だからこその価値かな。
そしてそして。こちらの宿は…?
以前、この《空気の人》の巨大版を東京で観るチャンスがあったのに、体調が悪くていけなかったんです。
道後温泉で会えてとても嬉しい。
犬も歩けばアートに当たる
街のあちこちにアートがあります。
楽しくてたまりませんね。
途中、足湯を楽しんだり、温泉↑にも入ったり、食事したり。
田舎の芸術祭の良さは、こうしてアートが目的でその土地へ足を運び、その土地の魅力を知ること。
正直、これがなければ一生、この素晴らしい道後温泉に行く機会はなかったかもしれません。
そして楽しかった道後オンセナート2018の旅、締めくくりはこれでした。
会期の最終週だったこともあり、なんと温泉の商店街でVJ NIGHTが行われていたんです。
まさかクラブへ行くことはない小さなお子さんたちも、とても楽しんでいましたよ。
曲もとても私好み。
まとめ
本当に、行って良かった。
やはり、「やらなかった後悔」だけは避けたい、ホラノコウスケ(@kosuke_art)でした。
そうそう。
蛇口からオレンジジュースが出てきたり、鍋焼きうどんの発祥の店に行ったのも、良い思い出です。
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