あなたは、ルールが好きですか?
ライター・講師のホラノコウスケ(@kosstyle)です。
「考える」ことの楽しさ・大切さを伝えるべく、
- かいて考えるマインドマップ®
- カードと対話で考えるPOINTS OF YOU®
の普及活動をしています。
最近、「ルール」によって思考停止する人がいるのだなと感じます。
ルールを作りたがる人
世の中には、ルールを作りたがる人がいます。
自分の思い通りの世界を作りたいからです。
表面的には「みんなのため」「世の中のため」みたいな体かもしれませんが、自分に都合の悪いルールをわざわざ作る人はいないでしょう。
もちろん、世の中には必要なルールがあります。
しかしルールで何でもかんでも縛り付けていたら、ルールを作った人の思考の範囲内のことしか起きない。
ルールを作った人の発想を超える新しいものは生まれないのです。
私のイメージは、子供が勉強のやる気が出るよう上手く促すのではなく、ぶん殴って勉強させる感じです。
例えも乱暴ですが。
ルールに縛られたがる人
一方、ルールに縛られたがる人もいます。
「これ、やってもいいですか?」
「こういう場合、どうしたら良いですか?」
こんなふうに、上に確認ばかりするタイプです。
あるいは、
こうしろと言われたから、そうやる
これが当たり前の人です。
それは、自分で考えること・自分で判断することを放棄しているように見えます。
一見、悪いことではなさそうです。実際、真面目な人に多く見られます。
しかし、言われたとおりにするだけなら、他の人でもできます。
あるいは、AIやコンピュータで済むようになるかもしれません。
ルールを作るより、ブームを作る
ルールを作り、それに人を従わせれば安心?
しかし、驚くような新しいものは生まれません。発展がないのです。
他人が作ったルールに従っているのは安心?
しかし、自分らしいものは生み出せません。成長がないのです。
それって、楽しいですか?
私は、ルールよりブームを作りたい。
「Aをやらないでください!」と規制するよりも、Aより上手くいく方法・仕組みが流行れば良いと思うのです。
包丁を使った殺人事件が起きたから、包丁の使用・販売を禁止するとしたら、困るじゃないですか。
一部の問題のために規制するのは、たくさんの可能性を制限することになるのです。
「絶対こうしろ」
「過去こうだったから、次もこうしろ」
「こういう問題が起きたから、それはやめろ」
「何か言われたら面倒だから、言われたとおりにしよう」
「○○さんが言ったから、そうやる」
こういう思考よりも、
「もっと上手くいく方法ないかな?」
とそこにないアイデアを考えたり、そんなアイデアに触れて
「これはすごい!真似したい!」
となるほうが、楽しいと思いませんか?
…しかし一方で、制限がアイデアを生むのもまた事実。
「ルールに従う」よりも「やりたいことをルール内でどう実現するか」にチャレンジするのが楽しい、ホラノコウスケ(@kosstyle)でした。
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コウスケの日常
残念。
別のポテチを買ってしまったじゃないか。