「伝える」と「伝わる」は違う。
講師ホラノコウスケ(@kosstyle)です。
たまたま昨日2018/6/9(土)のセミナーの直前の打ち合わせで、
講師をやりたがっている人が多い
という話を聞きました。
そこで、講座・プレゼンをするときの3つのコツをお伝えします。
1. 冒頭で期待をあおる・興味を持ってもらう
講座やプレゼンでは冒頭が大事です。
たとえば今回は「現状打破」「コーチング」をテーマとした講座。
私は冒頭、
目玉焼きの話をします
と前置きしました。
え?なにそれ?
現状打破と、どういう関係があるの?
もしそう思ってもらえていたら成功。
その後の話を興味を持って聞いてもらえるでしょう。
ビジュアルを使ったのでインパクトもあり、記憶に残りやすかったかもしれません。
2. 伝えたいことを3つに絞る
伝えれば伝えるほど、伝わらない。
私はこのことを意識しています。
たとえば、駅への道案内をするとき、以下のどちらが分かりやすいでしょうか?
ローソンを左へ曲がり、次の信号を右です
ローソンを左へ曲がります。もう少し行くとファミマがあるけど、そこじゃないですよ?
そのあと郵便局とか銀行とかホテルを超えて、次の信号を真っ直ぐでも行けるんだけど、右へ曲がると近いです。
親切のつもりでたくさんのことを伝えれば伝えるほど、かえって不親切なのです。
私も伝えたいことはたくさんあります。
だから最初はマインドマップ®で思いつくことをたくさん書き出します。
でもそのあと、徹底的に絞るんです。
伝えることを大きく3つくらいに絞れば、聞いている人も覚えていてくれます。
もちろん、その3つを説明するために
- たとえ話
- 具体的な話
- 根拠
- 自分のストーリー
などの情報は付け加えます。
さらにその3つについて、以下を行えばより効果が高まります。
3. 大事なことを繰り返す
あのとき言ったじゃないか!
部下にそう怒る上司がいますが、上司の伝え方に問題がある可能性があります。
人は一度言ったくらいじゃ、なかなか覚えられません。
理解できない人もいるんです。
だから、大事なことは何度も何度も繰り返す必要があります。
最初に言って、途中で言って、形や表現を変えて言って、最後にも言って。
繰り返し繰り返し伝えたら、頭に残ります。
聞き手の脳も「これは大事なことなんだな」と認識し、記憶に残してくれるのです。
まとめ
今回、自然と上記を意識している自分に気づきました。
繰り返し考え、実践していたことは、自分に染み付いていますね。
今回の自分の講座を少し動画を撮ってもらっていたのですが、見てみるとかなり早口。
そこも自分に染み付いていてなかなか変えることができていないと気づいた、講師ホラノコウスケ(@kosstyle)でした。