アート大好きライター・講師、ホラノコウスケ(@kosuke_art)です。
六本木のShugoArtsにて、髙畠依子「泉」が開催されています(〜2018/5/19)。
絵画って、「描く」だけじゃないんです。
髙畠依子「泉」
泉 何気ない⽇常の⾵景のなかで、とりとめのない表情を⾒せてくれる⽔。 ゆらゆらと揺れ、ぽたぽたと落ち、ぶくぶくと湧きあがる。 躍動する⼒強さに魅せられ、⽔と戯れた。 ⽔⾯をキャンバスに、泡をつくり、⾊を重ね、空気を送る。⽔を使って⽔⽟模様を描く。 地球の重⼒や⽉の引⼒といった⽬には⾒えない⼒とともにかたちをつくる。 ⼤⾃然の中から湧き出した透明で清らかな⽔は、時の中を循環しながらこの世界の隅々まで沁み渡る。
2018 年 2 ⽉ 髙畠依⼦
絵の具を⽷のように垂らして重ね、ときにはそれを⽣乾きのうちに吹き⾶ばす、ユニークな表現。
まるで絵画が織物であるかのようで、不思議と、エレガントさも感じられます。
無数のアーティストが散々新たな表現にチャレンジしてきたのに、まだ新たな表現方法があるとは。
今回はさらに製作に水や重力という「偶然性」を積極的に取り入れているのだとか。
この手のアートで偶然性というとまずポロックのアクション・ペインティングを思い出します。
しかし髙畠依子さんの作品からはもっともっと、繊細さを感じます。
ピンクだとインパクトがありますね。
繊細さと大胆さが共存している点がユニーク。
「工夫」と「新しさ」に惹かれる、ホラノコウスケ(@kosuke_art)でした。
場所:ShugoArts
住所:東京都港区六本⽊6丁⽬5番24号 complex665 2F
会期:2018年4⽉14⽇(⼟) – 5⽉19⽇(⼟)
開演時間:⽕〜⼟曜 午前 11 時 – 午後 7 時
休館日:⽇⽉祝
入場料:無料
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